皆さま
不安を感じながら、どうにか生きている
人もいらっしゃるかと思います。
私もそうでしたが、不安の真っただ中にいると
中々人様のブログを読むことも大変だったりします。
体験からも感じましたが、本当にわずかな行動から、
転換の道を歩むことができることがあります。
だからこそ、私は書いていこうと思います。
詳しくは本文をお読みください。
本日もよろしくお願いします。
【自己紹介】
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「不安を感じる人たちに光を灯す物語」
~大人になった少年の物語~
あるところに少年がいました。
少年は、背中に誰にも見えない
リュックサックを背負っていたのです。
少年は、そのリュックサックに、
不安を詰め込んでいきました。
ひとつふたつみっつと不安を
詰め込んでゆくのです。
少年は、そのことに自分では
気が付いていませんでした。
でも、不安を着実に見えないリュックサックに
詰め込んでゆくのです。
そうして、少年は大人になって
ゆきます。
大人になってから、しばらくすると
見えないリュックサックに詰め込んだ
不安が爆発しました。
少年は、驚きます。
「不安だ・・・」
「なんだかわからないけど、不安だ」
「え、不安」
「これが不安?」
少年の見えないリュックサックの
不安は、とうとう爆発をしたのです。
そうして、少年に、不安という感情が
湧き出てきます。
「なぜだか不安」
そう、漠然とした不安もありました。
少年は、そこから不安との日々が
始まるのです。
「不安なわけがない」
「僕が不安なわけないさ」
まずは、不安を否定するところから
始まりました。
そうしていると、気まぐれに
不安を忘れることができているような
気がします。
でも、不安は再び存在感を強めて
少年の元へとやって来るのです。
「あ~、不安だ」
少年は、何をするにも不安になって
いました。
休んでいても、眠っていても
仕事をしていても不安だったのです。
「この不安をなんとかしたい」
ようやく少年は、不安をどうにか
しようと動き始めます。
「催眠術で治します」
「一発で不安をなくす魔法をかけます」
少年の心を揺さぶる広告に目が
ゆくのです。
でも、現実には、それで不安が
なくなることはありませんでした。
それから少年は、様々なことを
試してゆきます。
「東洋医学」
「西洋医学」
「東洋医学の方が合っていそうだな」
「カウンセリングスクール」
「心理学を学んでみよう」
「インナーチャイルド?」
「インナーチャイルドを癒す?」
「親子関係を振り返る」
「お母さんに愛されたかった?」
とにかく気になることを少年は
行動に移していったのです。
でも、それでも、少年の不安は
なくなりませんでした。
「誰かがなんとかしてくれる」
少年は、心のどこかでそう思って
いたのです。
絶対に隠したいことがありました。
それは、少年の心の内です。
ずっとカギをかけて守り続けていた
ものでした。
少年は、その心の内を見ることに
なるのです。
でも、怖くて、不安でたまりませんでした。
少年は、ひとりでそのカギのかかった
心の内を見に行くことはできなかったのです。
そこは、厳重に鍵がかかっています。
少年は、カウンセラーさんと一緒に
自分の心の内を見に行くことにしたのです。
そうして、少しずつ少しずつ、少年は自分で
隠した自分の心の内を見て、知っていきました。
少し開いた心の内は、自然と川が流れるように
溢れ出てきたのです。
今まで溜め込んだ、仕舞い込んでいた
ネガティブな感情が溢れ出てきます。
自分で自分の心や感情と向き合うことは、
少年にとって初めてのことです。
カウンセラーさんと一緒に進んでいきました。
そうして、少しずつ心の内に溜まった
ネガティブな感情を浄化して、自分が
何者であるかを知っていったのです。
少年は、その数年間を振り返ります。
辛いと思うこともあったけど、乗り越えられて
本当に良かった、そう思っているのです。
少年は、自分が少年だったころ、なぜ
見えないリュックサックに不安を詰め込んでいったのか
その意味も理解することができました。
そこまでくれば、後はもう大丈夫です。
少年は、自分の使命に向かって生きられるように
なりました。
少年自身、あの強烈にこびりついた
不安がなくなっていくことは、当時想像も
つきません。
それが、自然な不安ありますが、強烈な
不安はなくなっていったのです。
本人自身、奇跡とも思っていますが、
そうして変わることができます。
大きく成長するために、その不安は
あったのだと少年は理解をしています。
大切なのは、不安になるからには、
必ずやその人なりの意味があるということ、
そのことを知ることが大切です。
でも、不安の真っただ中にあると、
そんなことを冷静に考えられないことも
またわかります。
だから、ひとりで抱え込まないことです。
必ずや突破口があります。
それをひとりでどうにかするばかりでは
ありません。
ぜひとも力を合わせて、この地球に
生まれてきてよかったと思える人を
ひとりでも増やしていきましょう。
少年は、そんなことを感じているのです。
【終わり】
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この物語を読んで何か一つでも
感じていただけたら嬉しく思います。
想いを乗せて書いています。
皆さまよろしくお願いいたします。