皆さま

 

「あなたは私で私はあなた?」

 

訳の分からない言葉のようですが、

実は、このことを知っておくと、孤独感が

薄れたり、不安な気持ちも落ち着いて

ゆきます。

 

「愛されていることに気が付く」

と言い換えてもいいかもしれませんね。

 

詳しくは本文をお読みください。

 

本日もよろしくお願いします。

 

【自己紹介】

幸せな人生に転換できた僕の物語

 

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「あなたは私で私はあなた?の物語」

~右肩に乗った龍は視ていた~

 

あるところに住む少年の右肩に

龍が乗っていました。

 

龍は、少年とずっと一緒にいるのです。

 

少年がそのことに気が付いては

いないように感じました。

 

それでも龍は、一緒に居続けます。

 

あるとき、龍は不思議なことに

気が付くのです。

 

少年が、目を閉じて何かを視ています。

 

少年が視ているのは、白くて少し光った

存在でした。

 

なんとなく人間の顔のようなものが

ありますが、人間とは思えない存在です。

 

少年は、目を閉じてその存在と何か

やり取りをしていました。

 

白くて光る存在は、少年に助言を

するわけでもなく、ただただ少年を

視ているだけのような気がします。

 

龍も不思議に思いました。

 

せっかく話しかけられているのに、

何か答えてあげればいいのに。

 

でも、白くて光る存在は、少年に

何も言いません。

 

たまに、笑顔を見せたり、怒った顔を見せたり

ただそれだけでした。

 

少年は、特に、困ったときに目を閉じて

白く光る存在を浮かべているのです。

 

龍は、少年の右肩に乗りながら、

私に話しかければいいのに、と、そう

思っていました。

 

少年は、その白く光る存在を目の裏に浮かべて、

なんとなくにも落ち着くようです。

 

「今日も何も言ってくれなかった」

 

少年は、そう呟きます。

 

龍は、それを右肩に乗りながら

聞いているのです。

 

龍から見ても、少年がその存在のことを

気にしているように感じました。

 

だから、龍は、「あなたは誰?」

「あなたは誰?」と少年に気持ちを

送ってみます。

 

少年は、それを感じたのかどうなのか

龍にもわかりませんでしたが、少年は

目を閉じ、白い光る存在を浮かべて

初めて聞きました。

 

「あなたは誰なの?」

 

白く光る存在は、目尻のようなものを

和らげて、簡単に一言だけ答えるのです。

 

龍は、なんと答えるのかドキドキして

聞いていました。

 

「私はお前だよ」

 

少年は、驚いているようです。

 

「僕はあなたじゃないよ」

 

少年は、そう答えましたが、龍は

「やっぱりなあ」と思っていました。

 

白く光る存在は続けます。

 

「私はお前で」

「お前は私なんだよ」

 

「ずっと一緒なんだよ」

 

少年は、よくわからない表情を浮かべて

いますが、心の内では、わかったのかも

しれません。

 

龍は、それはきっとあなたの

「ハイヤーセルフじゃないかな?」

そう思いましたが、どうやって伝えていいか

わからなかったので、機が熟すまで待つことに

するのです。

 

少年は、それから大人になるにつれて

白く光る存在のことは、どうしてかいったん

忘れてゆきます。

 

機が熟したとき、様々なことが

繋がっていくのだろうと、龍も楽しみに

待っているのです。

 

【終わり】

 

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この物語を読んで何か一つでも

感じていただけたら嬉しく思います。

 

想いを乗せて書いています。

 

皆さまよろしくお願いいたします。