皆さま
誰だって変わることができます。
だって、私が変わることができたの
だから。
その体験は、本当にかけがえのない
ものです。
詳しくは本文をお読みください。
本日もよろしくお願いします。
龍神様の祠のようですね。
【自己紹介】
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「誰だって変わることができると知る物語」
~オウムだって変われたのさ~
オウムのちゃまみつは、こうして
今、日常を普通に送ることができていることが
不思議なくらいな日々を送っていました。
ちゃまみつにとって、起きることが
たくさんあって、消化できずにいたのです。
幼少期からの家族の不仲で、強烈な
孤独感を感じていたことは、大人になっても
その影響がありました。
それが、影響しているとわかるまでも
長い道のりがあったのです。
ちゃまみつが出会うオウムたちは、
ちゃまみつをなぜだか攻撃対象に
しました。
幼少期のちゃまみつは、そのことで
深く傷ついたこともあります。
「僕は左羽が曲がっているから」
「いじめられるのだろうか」
本気でそう思っていました。
そんな経験もあったからか、ちゃまみつは、
大人になっても、それこそ心を許して
他のオウムと接することができなかったのです。
それどころか、大人になったちゃまみつは、
より一層孤独感と不安感、無価値感に
襲われていました。
夜も眠れないことも多かったのです。
不安で押しつぶされて、このまま
消えてしまうのではないかと錯覚する
ほどでした。
だから、ちゃまみつが、日常を営むことは、
とても大変だったのです。
でも、ちゃまみつは、変わることが
できました。
こんなちゃまみつだって、変わることが
できたのです。
むしろ、今では生きていることが
幸せだとも感じているのです。
どうして、ちゃまみつは、そんな風に
変わることができたのでしょうか。
まず、第一に、ちゃまみつは、自分が
不幸な生き方をしていることに気が付いた
ことです。
そこに気が付くまで、えっさほいさと
不幸になる出来事を起こし続けました。
気が付くまで起きます。
そこに気が付いたとき、ちゃまみつは、
鳥ですが、飛ぶこともできないくらいに
身体は重くなっていたのです。
そうした想いというものは、身体の重さにも
影響を及ぼします。
そこに、気が付くこと、
「僕は、不幸になろうとしている」
そこから始まります。
不幸になることで、幸せになれることを
知ろうとしていたのです。
ちょっと、難しいかもしれませんが、
不幸にならないと幸せがどういうものか
わからないからなのです。
ちゃまみつは、そうして、ようやく
自分が不幸を選んで生きていることに
気が付きます。
その気づきが本当に大事なのです。
【終わり】
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執筆依頼なども承っております。
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この物語を読んで何か一つでも
感じていただけたら嬉しく思います。
想いを乗せて書いています。
皆さまよろしくお願いいたします。