皆さま
辛い人生を、辛い人生のまんまに
しておくこともできます。
でも、それを紐解いて、とても尊い
宝物に変えることもできるのです。
詳しくは本文をお読みください。
本日もよろしくお願いします。
【自己紹介】
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「なぜ辛い人生があったのかを紐解く物語」
~辛すぎるほうじ茶~
あるところに茶色く香ばしそうな
ほうじ茶がありました。
ほうじ茶は、これまで生きてきて
とても辛いと感じることもあったのです。
ほうじ茶が若い頃、周囲にいるお茶は、
緑茶ばかりでした。
緑茶たちの中に、ほうじ茶、やっぱり
目立っていたのです。
不思議と集団意識なのか、緑茶の中には
ほうじ茶を攻撃するものも現れました。
それでも、ほうじ茶は、グッと耐えて、
なんとかほうじ茶で在り続けるのです。
そこで多くの渋みを取り入れたのかも
しれません。
そんな辛い日々があり、ほうじ茶は
熟していくのです。
その辛い日々、そんな思い出を
ほうじ茶は思い出したくありませんでした。
でも、熟していく段階で、どうしても
自分の過去と向き合う日々がやってくるのです。
それが、まるで、美味しいお茶になるために
必要だったかのように。
そうして、向き合うことで、自分の過去を
なかったことにはならなくなるのです。
その全てが、必要だったからこそ、
全てが愛という前提で起きていたことを
知りました。
そうして、知ることで、ほうじ茶の過去は、
ただの辛い過去ではなくなります。
なくてはならなかった過去になるのです。
それがあったからこそ、今のほうじ茶が
あることに気が付いてゆきます。
その瞬間に、ほうじ茶にたまっていた
渋みは、旨味にかわってゆくのです。
飲んでいる人をホッと落ち着かせたり
することができるようになります。
たったこれだけのことなのです。
【終わり】
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執筆依頼なども承っております。
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この物語を読んで何か一つでも
感じていただけたら嬉しく思います。
想いを乗せて書いています。
皆さまよろしくお願いいたします。