皆さま
自分のことが嫌いだなあと感じていると、
とにかく自分を好きになりなさいと言われても
困ってしまうと思うのです。
だって、嫌いなものは嫌いですものね。
ただ、確かに自分を好きになると
生きるのが楽しくなるし、幸せと感じることも
増えます。体験者は私です。
詳しくは本文をお読みください。
本日もよろしくお願いします。
やっぱり斜めに写ってしまいます・・・。
【自己紹介】
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「自分のことが嫌いでも大丈夫な物語」
~オウムも自分が嫌いだったのさ~
オウムのちゃまみつは、今でこそ
恥ずかしながらも自分のことが好きだと
感じています。
まあまあ羽を広げて、自分が好きだとも
言えるのです。
でも、いきなりそんな状態になったのかと
言えば、そんなこともありません。
自分のことが嫌いだったこともあるのです。
むしろ、その時期の方が長く過ごしています。
それもそのはずなのか、なかなか自分を
好きだと感じる出来事だって起きませんでした。
仲間だと思っていた多くのオウムたちから
攻撃されることもあったのです。
だから、ちゃまみつは、学校にだって
行きたくないと思っていました。
家族関係もうまくいかず、家での居場所も
なくなり、強い孤独感に苦しんだこともあります。
だから、そんな状況で、自分を好きになれと
言われても難しいとも思うのです。
今では、ちゃまみつも理解が進み、
あのとき、自分を嫌いだったからこそ、
自分を好きになるためにこそ、そんな
お知らせのような出来事がおきていたことも
わかってはいます。
でも、その渦巻に巻き込まれている間は、
そんなことに気が付くことも難しいのです。
そんな自分のことが嫌いだったちゃまみつでしたが、
徐々に自分のことが好きになってゆきます。
そのことは、ちゃまみつ自身も奇跡のように
感じていました。
もちろん、ちゃまみつの場合、いきなり
好き好きになったわけではありません。
自分を嫌いだと感じていることを
認識したところから始まります。
「自分を嫌いに感じていても仕方ないさ」
そこからスタートするのです。
伝えることは難しいかもしれませんが、
自分を嫌いということは、自分のことが
好きで好きで仕方がないのです。
本当に嫌いだったら、何も感じません。
嫌いだからこそ、好きなことを知る旅に
出る必要があるのです。
好きなパーツを拾い集めるのです。
そして、持っていた自分のパーツが
とても大切なものだったと、宝物だったと
気が付く旅なのです。
とても尊い旅です。
だから、それをすっ飛ばして好きになることは
ないと思います。
でも、放っておいてもなかなか時間がかかるのも
事実です。
そう、ちゃまみつが何が言いたいかと言えば、
必ず自分が好きだったところに行き着くから、
思い立ったら、自分のお宝を集める旅に
出発しましょう、ということなのです。
ちゃまみつは、今日も、新たな旅に
出ようとするオウムの仲間たちに
自分の旅のお話しをしてあげました。
「いってらっしゃい」
「自分を好きになる旅へ」
【終わり】
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執筆依頼なども承っております。
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この物語を読んで何か一つでも
感じていただけたら嬉しく思います。
想いを乗せて書いています。
皆さまよろしくお願いいたします。