皆さま
困ったら人を頼りましょう。
補い合えばいいのです。
詳しくは本文をお読みください。
本日もよろしくお願いします。
神々しいです。
【自己紹介】
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「人に頼る素晴らしさを知る物語」
~リスが頼るもの🐿~
森の中にリスが住んでいました。
リスは朝起きて、木の実を食べて
仕事に行って、夜になって寝るという
生活をしていたのです。
当時のリスは、そんな生活に不満
ばかりを感じていました。
あれがない、これもない
あれが手に入れば、
好きな仕事さえすれば、
高級な木の実を食べていれば。
そんな風に感じていたのです。
でも、現実は一向に変わりません。
日に日にリスはしんどくなって
いったのです。
リスは、今まで誰かを頼ったことは
ありません。
困ってもなんとかしたり、誤魔化して
生きてきたのです。
でも、もうそれができないくらいに
八方塞がりを感じていました。
まるで、何かに囲まれているかさえ
したのです。
そんな月夜が綺麗なある日のことでした。
何かに囲まれているものの上空から、
音も立てずにやってきた生き物がいます。
それは大きな羽を持ったフクロウ
でした🦉
フクロウはリスに言いました。
私を頼ってみなさい。
リスは抵抗していましたが、
もう観念したのです。
フクロウはリスの話しをよく
聞いてくれました。
それから、行動のアドバイスも
くれたのです。
リスは喜びました。
でも、フクロウは大事なことを
伝えます。
行動するのはリスさん自身にしか
できないからね。
リスは初めて他の動物を頼り、
行動をしていったのです。
地道な道のりでもありました。
そうして、リスの生活が派手になって
いったわけではありません。
特には変わりませんでした。
でもリスの心は満たされていったのです。
同じような日常でしたが、朝起きられること
木の実がなんとも美味しいこと、
仕事があること、夜に眠れること
そんな日常が幸せに感じるように
なりました。
そうして、なんとも言えない感謝の
気持ちも湧いているのです。
ありがとう。
【終わり】
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執筆依頼なども承っております。
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この物語を読んで何か一つでも
感じていただけたら嬉しく思います。
想いを乗せて書いています。
皆さまよろしくお願いいたします。