皆さま

 

本当はみんな繋がっている?

「冗談じゃないよ」という言葉も

聞こえてきそうです。

 

でも、もんじゃ焼きは、そのことを

実感したらしいですよ。

 

詳しくは本文をお読みください。

 

本日もよろしくお願いします。

 

闇の先に光があるかのような写真が撮れました。

 

【自己紹介】

幸せな人生に転換できた僕の物語

 

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「本当はみんな繋がっている物語」

~もんじゃ焼きの材料~

 

とあるお宅のキッチンに

様々な食材が並べられて

いました。

 

キャベツ、ネギ、紅ショウガ、小麦粉、

水、ソース、醤油、切りイカ、豚肉、

明太子、チーズ、あげ玉・・・などなど

たくさんの食材が所狭しと並んでいます。

 

皆、今まで、それぞれで生きて

きたのです。

 

キャベツは生きてきて、今まで、

明太子と出会うこともありませんでした。

 

交わることなどなかったのです。

 

それぞれが、個を自然と意識して

生きてきました。

 

なので、それぞれの食材にとっても

見たこともない存在が近くにいて、

驚きを隠せずにいます。

 

ほとんどの食材が恐怖を感じている

ようでした。

 

そんな食材たちの恐怖心はなんのその、

あっという間に食材は、お椀に入れられて、

熱々の鉄板の上に流し込まれていきます。

 

そうして、あろうことか、その食材たちを

ヘラのようなものでグチャグチャに混ぜ

合わせていくのです。

 

食材たちは、さすがに

「待ってくれ!」「待ってくれ!」と

一様に叫んでいました。

 

でも、そんなことはお構いなしに混ぜられて

ゆくのです。

 

キャベツはキャベツとして、生きてきました。

あげ玉は、あげ玉として生きてきました。

 

他の食材たちも同様です。

 

でも、今や完全にすべての食材が混ぜ

合わさって、「もんじゃ焼き」へと姿を

変えていました。

 

出来上がったもんじゃ焼きは、

「美味しい」

「ビールに合うなあ」

「いやあ、うまい」

などの声を吸収しながら、食べられて

ゆくのです。

 

最初は、抵抗していたそれぞれの食材でしたが、

もう、もんじゃ焼きへと変化させられたことで、

徐々にひとつの意識へと変わっていったのです。

 

「私たちは、元々ひとつだったんだ」

 

完全に混ぜ合わさったそれぞれの

食材たちは、手を取り合い、そのことを

熱々の鉄板の上で受容してゆくのです。

 

【終わり】

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この物語を読んで何か一つでも

感じていただけたら嬉しく思います。

 

想いを乗せて書いています。

 

皆さまよろしくお願いいたします。