皆さま
今まで生きてきて、いろいろ
あったと思います。
辛いことや闇のような時期も
あったことでしょう。
でも、いよいよ、もうそんなことを
体験していくことはありません。
そんな体験をしてきたからこそ、
どうしたら自分がもっと幸せになれるかも
知っているはずです。
もっともっと自分を一番大切に生きる
時がきたのですね。
詳しくは本文をお読みください。
本日もよろしくお願いします。
【自己紹介】
-----------------------------------------------------------------------------
「いよいよ自分を一番大切にして生きる物語」
~オウムが振り返った~
オウムのちゃまみつは、静かな夜を
迎えていました。
夜空は、月の光が白い雲を輝かせて
いるように見えます。
ちゃまみつは、そんな夜空を羽を
撫でながら見ているのです。
ちゃまみつは、こうして静かに過ごす
夜をとても幸せに感じていました。
それは、数年前までは、そんなこと
想像もつかなかったからです。
それまでのちゃまみつは、いろいろな
ことに不安な気持ちを募らせていました。
「夜がくれば、明日がくる」
それだけだって、ちゃまみつにとっては
不安な気持ちを増幅させていたのです。
でも、いろいろあって、ちゃまみつも
そんな不安にまみれた生き方を変えることに
なりました。
夜にほっと一息、夜空を見上げて、
静かに一日を終えてゆけるのです。
そのことは、幸せと呼ぶ以外に
言葉は思いつきませんでした。
ちゃまみつは、こうして感じられるように
なるまでの今までを振り返ります。
「よくやってきたね」
「本当にがんばってきたね」
「もう、血の滲むような想いなんてしなくていいんだよ」
「自分を大切にする道を選ぼうね」
「もっともっと自分を大切にして生きるからね」
ちゃまみつは、まるでもう一羽の自分に
語りかけるように、そんな風に呟きました。
そんなちゃまみつの言葉たちは、深い夜空が
すーっと吸い込んでゆくのです。
【終わり】
-------------------------------------------------------------------
執筆依頼なども承っております。
-------------------------------------------------------------------
この物語を読んで何か一つでも
感じていただけたら嬉しく思います。
想いを乗せて書いています。
皆さまよろしくお願いいたします。