皆さま
「人生変えたい」そんな熱い気持ちを
お持ちの方が増えてきています。
もちろん、その情熱大切だと思うのです。
でも、まずは簡単にこれをやってみると、
ぐんぐん進んでしまいます。
詳しくは本文をお読みください。
本日もよろしくお願いします。
【自己紹介】
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「人生変えるって実は簡単物語」
~オウムが気がついちゃった~
オウムのちゃまみつは、ここまで
生きてくるまでに、様々な困難とも
感じられる経験をしてきました。
その度に、ちゃまみつは、オウムらしく
羽をバタバタ、ジタバタしてきたのです。
もちろん、その経験があったからこそ、
もうこんな体験をする必要はないなと、
感じ取って、生きる意識の方向を
変えることもできました。
だからこそ、そのしんどいとも思える
体験は、ちゃまみつにとっては必要
だったとも言えます。
でも、そんな体験を通して、何度も体験
する度に、ある疑問が湧くようになりました。
ちゃまみつは、羽を広げて、誰かに
聞きたくなったのです。
「しかし、こんな辛いと感じる体験」
「これからも必要なのだろうか?」
「もしかしたら、生きることとは」
「とてもシンプルで」
「この元々の自分を受け入れて」
「それを表現していくに過ぎないのでは」
「ないだろうか」
「それでもやっぱりしんどい体験は」
「必要でしょうか?」
ちゃまみつは、羽を広げて大空に
向かって聞いていました。
答えは瞬く間に、ちゃまみつの元へ
やってくるのです。
「そうしないと、自分のダメだと思っているところ」
「受け入れてくれないのだもの」
ちゃまみつは、その答えを聞いて、
「なるほどな」と思ったのです。
「ダメだと思っているところ」
「自分を否定していること」
「それらを改善することこそが」
「生きる目的だと錯覚していたのかも」
「しれない」
「そうではなくって、今」
「このダメだと思っているところ」
「否定しているところ」
「嫌だ嫌だと思っているところ」
「それもまるっと受け入れてあげること」
「それこそが、自分を愛するとか」
「本当の自分に戻るとか」
「そういうことなのかもしれない」
ちゃまみつは、そこまで考え抜くと
フーッと息を吐きました。
もう一度大空へ聞いてみたくなったからです。
でも、聞く前に答えのようなものが
返ってきました。
「それこそがあなたなのよ」
「それ以上でもそれ以下でもないの」
大空からの答えはそれだけでしたが、
ちゃまみつは、何かを得たようでした。
ちゃまみつが、自分をダメだとおもっているところ
改善しようと思っているところ、今のままじゃダメだと
思っているところ。
「いったん、そのまままるっと受け入れてみる」
ちゃまみつは、そんなことを思いました。
すごく難しい気もしましたが、ちゃまみつの
小さな胸の中では、ホッとしているところも
あったのです。
「あー、このまんまでいいんだ」
ちゃまみつは、暖かな気持ちに包まれている
ような気がして、大空へ感謝をしました。
「大切なことを教えてくれて、ありがとう」
【終わり】
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執筆依頼なども承っております。
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この物語を読んで何か一つでも
感じていただけたら嬉しく思います。
想いを乗せて書いています。
皆さまよろしくお願いいたします。