皆さま
なぜだか、嫌なことを言ってくる人、
います。
「なんでそんな言い方なの?」
何度思ったことか・・・でも、もうステージアップを
してしまったら、そんなことも楽しませる材料へと
変わります。
詳しくは本文をお読みください。
本日もよろしくお願いします。
【自己紹介】
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「嫌なことを言ってくる人への対応物語」
~オウムならどうする?~
オウムのちゃまみつは看板を書く仕事を
しています。
ということは、それを依頼するオウムが
いるわけです。
お客さんというやつです。
ちゃまみつにもお客さんがいます。
居酒屋を経営しているオウム、
そろばん教室の先生のオウム、
古民家カフェのオーナーオウム、
様々なオウムがいるのです。
やっぱり、そんなお客さんたちは
ちゃまみつの書く看板に魅了されて
いますし、実際に効果も出ている
ようでした。
でも、でもですね、ちゃまみつにも
苦手なタイプのお客さんもいます。
嫌なことを言うお客さんです。
なんて言うのでしょう、お客さんという
立場を利用して、嫌味を言ってくる
オウムがいます。
ちゃまみつは、言われようにも
「お客さんだしな・・・」と
我慢を強いていました。
でも、ちゃまみつは、先日
「他のオウムを楽しませる」と
ステージアップを決めたばかりです。
ちゃまみつは、どうしたかと言えば、
もう我慢をすることはやめたわけです。
かと言って、「いい加減にしろ!」なんて
噛みついたら、後味だってよくないことは
ちゃまみつも知っています。
だから、ちゃまみつは、「はい、はい」と
聞きながら、
「今度はどんな嫌味を言ってくるのかな?」
「おー、おー、そう来たか」
「なんだ、いつものパターンか」
「お、新しいじゃないか」
「斬新な嫌味だね~」
そんな風に受け止め方も変えました。
そうして、そんな風に受け止めた嫌味を
自分の中に留めておくわけでもなく、
仲の良い同僚にネタとして話すようにしたのです。
もちろん、グチみたいにならないように、
ちゃまみつは気を付けました。
「いやあ、しかし、あのお客さん」
「嫌味を言う時に」
「本当に地獄の沼から這い上がってきた」
「ような顔してるんだよなあ」
「恐ろしくて仕方がないよ」
「しかし、いろんな嫌味を思いつくもんだ」
仲間の同僚はそんなちゃまみつの
話しを聞いて、新鮮さもあって、なんだか
楽しそうにしていました。
もちろん、ここだけの話しです。
お客さんに聞かれてしまっては、怒られて
しまいますからね。
ちゃまみつは、やりました。
もちろん、グチになっては、よろしくありません。
聞いた相手も楽しめませんからね。
でも、ちゃまみつは、言われた嫌味を
ネタとして受け止めて、それをお話し、
表現をしたのです。
そのことで、他のオウムたちを
楽しませることができました。
何より、ちゃまみつ自身がストレスなく、
楽しむこともできたのです。
【終わり】
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執筆依頼なども承っております。
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この物語を読んで何か一つでも
感じていただけたら嬉しく思います。
想いを乗せて書いています。
皆さまよろしくお願いいたします。