皆さま

 

私の人生を振り返ると、割と

環境を変えながら生きてきたなと思います。

 

そこで、気がついたことがあります。

「環境を変える前に一度立ち止まろう」

 

いったいなぜなのでしょう?

 

詳しくは本文をお読みください。

 

本日もよろしくお願いします。

 

【自己紹介】

幸せな人生に転換できた僕の物語

 

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「環境を変える前に一度立ち止まる物語」

~オウムがあたりを見渡す~

 

オウムのちゃまみつは、様々な環境を

経験してきました。

 

それで、ひとつ気をつけていることが

あります。

 

それは、

「環境を変える前に一度立ち止まる」

ということです。

 

ちゃまみつは、今まで生きてきて、

環境を変えながら成長を遂げてきたと

いってもいいと思います。

 

その環境を変えるとき、そこには、

オウムだって生きているわけですから

嫌だなと思うこともあります。

 

ここから逃げた方がいいなと思うことも

あります。

 

もっと成長できる、もっと安心できる、

もっと自分らしくいられる、そんな環境を

目指すことだってあります。

 

ちゃまみつも、そうなのです。

 

では、なぜ、環境を変える前に一度立ち止まるのかと

言えば、

「残した宿題は、また必ずやることになるから」

なのですね。

 

例えば、ちゃまみつには、どうして我慢をするという

癖があります。思い込みのひとつですね。

 

「僕が我慢さえすればいい」

 

そうすると、周囲は、ちゃまみつが、

我慢をしなくてはいけない環境を

与えてくれます。

 

「嫌だ」と言いたくなるようなことを

頼まれ続けたり、「帰りたい」と思うようなことを

言われ続けたり、「やりたくない」と思うようなことが

ルールに入っていたり。

 

ちゃまみつは、最初は、やっぱり、我慢を

したりします。

 

そのうちに、慣れもありながらも

他の環境に行きたいと思うようになります。

 

それで、ちゃまみつは、そのままその環境を

後にすれば、次の環境でもやっぱり不思議と

我慢を強いられる環境が待っているのです。

 

だから、環境を変えることは悪いことではありませんし、

そうやって成長を遂げるオウムもいていいわけです。

 

ちゃまみつは、立ち止まるようになりました。

あたりを見渡します。

 

「この環境でやり残したことはないか」

 

もちろん、我慢をしたくないからと言って

いきなり強硬手段に出ることもありません。

 

自分のやり方で、そのことを表現すれば

いいのです。

 

ちゃまみつは、いったん立ち止まり、

「僕には我慢をしてしまう思い込みがある」

 

だから、環境を変える前に、

「我慢をしたくない」

「我慢をさせたくない」ということを

伝える必要があるのだと。

 

ちゃまみつは、そんな風に考えます。

もちろん、最初は一筋縄ではいきません。

 

でも、そのことを知っていると、違和感を

見過ごすことはなくなったりします。

 

それは、ちゃまみつも、再び同じ宿題を

やるのは懲り懲りだと知っているのです。

 

だから、ちゃまみつは、その我慢がなくなるか

どうかは、別にして、我慢をしたくない旨を

伝えるようにしました。

 

もちろん、ちゃまみつらしく、優しく穏便に、

落ち着いたトーンで、そう、ただただ、

そう感じていますと伝えるだけです。

 

別にちゃまみつは、変えようなんて

意気込んでもいませんでした。

 

それをやることに意義があるだけなのです。

 

こうして、やれることをやったちゃまみつは、

晴れて宿題を終えて、環境を変えることが

できたようです。

 

大空を羽ばたくちゃまみつの後ろ姿は、

前よりも光り輝いて見えます。

 

【終わり】

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この物語を読んで何か一つでも

感じていただけたら嬉しく思います。

 

想いを乗せて書いています。

 

皆さまよろしくお願いいたします。