皆さま

 

先日、素敵な風景を観ることが

できました。

 

なんと、虹です。

虹の左側に飛ぶのは、もしかして

オウムのちゃまみつでしょうか?

詳しくは本文をお読みください。

 

本日もよろしくお願いします。

 

【自己紹介】

幸せな人生に転換できた僕の物語

 

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「自分のペースで生きればいいと知る物語」

~マイペースなオウム~

 

オウムのちゃまみつには、癖が

ありました。

 

それは「焦ること」です。

 

いつもは、落ち着いた様子を感じる

ちゃまみつでしたが、いざというとき

焦ってしまうのです。

 

それは、自分だけのことではなく

他のオウムがいると焦ってしまいます。

 

他のオウムが待っていたり、様子を見ていたり、

お願いをされたりすると、なぜだかちゃまみつも

焦ってしまうのです。

 

焦ってしまうと、どうなるかと言うと

良からぬミスをしてしまったりしてしまいます。

 

だから、本当は、ちゃまみつも焦りたく

ありません。

 

でも、他にオウムがいると、焦ってしまうのです。

 

ちゃまみつは、焦りたくないけど、どうして

いいかわかりませんでした。

 

そこで、ちゃまみつは、

「なぜ、僕は焦ってしまうのだろう?」と

自分に聞くことにしたのです。

 

なかなか答えは出ませんでしたが、

根気強く聞いていきました。

 

すると、ちゃまみつから、驚きの言葉が

出てくるのです。

 

「他のオウムの役に立たない僕は、価値がない」

 

あまりの言葉に、ちゃまみつ自身も

茫然としています。

 

「まだ、僕は、自分に対してこんなことを」

「思っていたのか?」

 

そう、ちゃまみつの心は、大きく癒えていた

はずでしたが、ここへきて、まだまだこんな

思い込みが出てきたのです。

 

それは、ちゃまみつに思い当たる節が

あります。

 

やっぱり、幼少期に、厳しい言葉をかける

母に対して、

「どうにか認められたい」

「お母さんの役に立ちたい」

「役に立たないと、捨てられる」

そんな想いをちゃまみつは、感じて

いたのです。

 

「あのときの、あれか・・・」

 

ちゃまみつは、暫くの間、ショックだったのか

黙っていましたが、その後、その思い込みを

グッと自分で受け止めることに成功しました。

 

そうして、その不要になった思い込みを

なんでも受け入れてフラットにしてくれそうな

大空に向けて投げ飛ばしたのです。

 

いつもは、ちゃまみつが、その大空に

向かって羽ばたきますが、今日は違います。

 

ちゃまみつの不要になった思い込みが、

大空を舞うのです。

 

そうして、その思い込みは、大空によって

フラットなものに変換されたようでした。

 

すると、不思議と、今までちゃまみつが

焦ってしまいがちなシーンでも、幾らか

落ち着いて対応できるようになったのです。

 

少しの間、練習が必要かもしれませんが、

大きく焦って、大きなミスをしてしまうような

負のスパイラルからは脱することができました。

 

でも、そう簡単に癖は抜けませんでしたので、

やっぱり、焦って簡単なミスをするかわいらしい

ちゃまみつは、健在です。

 

そんなオウムらしい、ちゃまみつも素敵なので

あります。

 

ちゃまみつは、少しのミスを笑って

許してもらえる自分らしさを発揮して

今日も、全力で生きてゆくのです。

 

【終わり】

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この物語を読んで何か一つでも

感じていただけたら嬉しく思います。

 

想いを乗せて書いています。

 

皆さまよろしくお願いいたします。