皆さま
オウムのちゃまみつが、この夏に
帰ってきております。
以前の物語は下記から読むことも
できますよ。
読んでくれている人たちの中にも、
我慢や苦しみが多かったと感じる人も
いらっしゃるかと思います。
果たして、果たしてですよ。
これからもその我慢や苦しみって
必要なのでしょうか?
そのことを率先してオウムのちゃまみつが、
考察してくれたようです。
さらに、これから体験してその報告も
してくれることでしょう。
詳しくは本文をお読みください。
本日もよろしくお願いします。
【自己紹介】
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「果たしてこれから我慢や苦しみは必要なのか考察する物語」
~オウムが岐路に立つ~
オウムのちゃまみつの過去を知っている
方ならわかるかもしれませんが、我慢や
苦しみを味わって生きていました。
それがあってこそ、オウムのちゃまみつは、
幸せとは何かに気が付くことができたのです。
だから、この過去の体験が不要だったとは
決して言えないのですが、オウムのちゃまみつは、
そんなことを振り返りながらふと思いを馳せます。
「果たしてこれから我慢や苦しみは必要なのだろうか?」
たしかに、あのときの自分にとって
その体験は必要だったことは、オウムの
ちゃまみつにとっても理解しています。
でも、これから再びそんな風に我慢や苦しみながら
生きていく必要があるのか、疑問に感じているのです。
オウムのちゃまみつは、夏の緩やかな
風に羽をなびかせて考えていました。
でも、それはもう直感的にと言ってしまえば
それまでですが、オウムのちゃまみつは、そのことの
答えがわかっているような気さえしています。
我慢や苦しみがあったからこそ、幸せになれたという
想いもあるからこそ、その体験を乗り越えようと言いたく
なる気持ちもオウムのちゃまみつにもなくはなかったのです。
でも、そこに、オウムのちゃまみつの魂は乗って
きませんでした。
そう、オウムのちゃまみつは、自分なりに
答えを出そうとしています。
「え、もう我慢や苦しみなんて」
「あえて体験する必要ないんじゃないか」
シンプルにオウムのちゃまみつの答えは
こうだったのです。
それを思うと、自分の魂が乗っかている
ような気分になりました。
これから生きるのが楽しみにもなりました。
だからこそ、その反応こそ、オウムのちゃまみつに
とっての正解なのかもしれません。
そうして、頭で考えても理解できないと
知っているオウムのちゃまみつは、これから
そのことを大切に生きて、その結果を示して
いこうと深く強く意識しているのです。
とはいっても、オウムの羽のように
それは軽く軽く、身軽に考えていることでした。
「違ったら、他の道に進めばいい」
「羽を使って方向転換するようなものさ」
こうして、夏の暑さを全身で感じるように、
オウムのちゃまみつは、羽を広げて白い雲と
青空に向かって飛び立つのです。
【終わり】
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執筆依頼なども承っております。
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この物語を読んで何か一つでも
感じていただけたら嬉しく思います。
想いを乗せて書いています。
皆さまよろしくお願いいたします。
