皆さま

 

「苦しみながらも這い上がって生きる」

「楽しく楽しく生きる」

どんな風に生きようと自由なんだって、

やっとこさ気が付けました。

 

その選択って本当に重要ですよね。

 

鳥かごの似合わないフクロウが

その大切さを実感したようです。

 

詳しくは本文をお読みください。

 

本日もよろしくお願いします。

 

【自己紹介】

幸せな人生に転換できた僕の物語

 

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「楽しく生きるって決めたっていい物語」

~フクロウの葛藤時期~

 

森の中にフクロウが住んでいました。

 

フクロウは、ずっとどちらかというと

ネガティブに物事を捉えて生きてきたのです。

 

だから、当然ですが、ネガティブな事象が

フクロウの目の前には現れます。

 

フクロウもそうして生きていくうちに、

そのことに気が付くことができました。

 

だから、フクロウは、これからは

「楽しく生きる」って決めたのです。

 

静かな満月の夜にフクロウは、静かに

そうハッキリと決めたのです。

 

そんなフクロウでしたので、楽しく生きると

決めて生きていると、そのことについて

いろいろと言う小動物や鳥たちが現れます。

 

「そんな考えは甘い!」

「もっと真剣になった方がいい!」

「努力が足りないよ努力が」

「頑張れ頑張って、偉くなれ!」

「もっと苦労して一皮剥けなさい!」

 

どうにも楽しく生きようとするフクロウは、

そんな風に思われることが増えていたのです。

 

でも、決してフクロウは、真剣でないわけでもないし、

辛い思いをしないわけでもありません。

 

それでも楽しく生きるっていうことを

優先していただけなのです。

 

だから、フクロウは、時にはそう言われて

「自分は間違っていたのか?」

「楽しく生きるのは、ダメなことなのか?」

 

そう、自問自答していました。

 

そんなあるとき、フクロウが葛藤を

膨らませているときです。

 

ずっと仲良くしてきたリスが、フクロウの

元にやってきました。

 

リスは、どうしてかフクロウが葛藤の

渦に巻き込まれていることをしっているかの

ようです。

 

「フクロウさん、僕は、あなたの」

「決めた生き方を応援するよ」

「楽しく生きるって決めたなら」

「それでいいじゃないか」

「きっと、周囲はいろいろ言うかもしれない」

「でも、フクロウさんが自分で感じて」

「決めた生き方なら、きっと自分が一番」

「納得できるんじゃないかな」

「もしかしたら、そうしていろいろ言ってくる」

「小動物や鳥たちは、フクロウさんのことが」

「どこかで羨ましく思っているのかもしれないよ」

「とにかく、僕はフクロウさんの楽しく生きる」

「生き方を応援するからね」

 

そう言って、どうやらお散歩山登りの

途中だったリスは、続きを登り続けます。

 

フクロウは、そうして、葛藤の渦から

出てくるきっかけをリスから与えてもらえたのです。

 

「そうだな、それが、自分が選んだ生き方」

「一番自分が幸せを感じて生きる生き方」

「楽しく生きる」

「リスさん、ありがとう」

 

フクロウは、それからも、時には

周囲の小動物や鳥たちに、以前から

言われていたような言葉をかけられることも

ありましたが、そんなに気にならなくなったのでした。

 

それどころか、自分の生き方が、以前よりも

好きになってきているのです。

 

それは、恐らくフクロウ自身が、自分に合った

生き方を進めていったので、より幸せを感じて

生きることができるようになったからかもしれません。

 

フクロウは、大切な後押しをしてくれた

リスに感謝をするのです。

 

「リスさん、大切なことを」

「教えてくれて」

「ありがとう」

 

【終わり】

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この物語を読んで何か一つでも

感じていただけたら嬉しく思います。

 

想いを乗せて書いています。

 

皆さまよろしくお願いいたします。