皆さま

 

人生、ずーーっと楽しいことが

続いてくれればいいのにと、思うこと

一度や二度じゃありません。

 

晴れの日も雨の日もあります。

大切なのは、それぞれの日をどう

捉えていくかです。

 

そんなことを小動物の代表格

お散歩山登り大好きなリスが教えてくれました。

 

鳥かごの似合わないフクロウは

登場するのでしょうか。

 

詳しくは本文をお読みください。

 

本日もよろしくお願いします。

 

【自己紹介】

幸せな人生に転換できた僕の物語

 

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「人生には晴れの日も雨の日もあると知る物語」

~リスの浮き沈み~

 

森の中にリスが住んでいました。

 

リスは、いつも不思議に思っています。

 

なんで生きていると幸せだと思う日も

あれば、もうリスなんてやってられないと

思う悲しい日があるだろうと。

 

「いつも楽しいと思う日々が続けばいいのに」

 

でも現実には、そうはいかなかったのです。

 

リスも生きていれば、楽しい日もあります。

でも反対に悲しい日もあります。

 

それが交互にやってくるかのように

感じていました。

 

今日はリスにとってなんだか

悲しい感じのする日です。

 

リスは家の中から外をボーっと

見ていました。

 

「なんで、こんな悲しい日があるのかしら」

 

すると、窓の外に見える木が

何かを言いたそうにしています。

 

そうして、教えてくれました。

 

その日、森には雨が降っていて

木もその恵みを受け取っているところです。

 

「リスさん、森にもこうして雨の日もある」

「もちろん、太陽の恵みを受け取る」

「晴れの日もあるんだ」

「そのどちらもあるからこそ」

「私たちは生きていくことができるんだよ」

 

「だかれね、リスさん、それと同じで」

「生きていれば楽しい日もあるし」

「悲しい日だってあるんだよ」

 

「問題は、悲しい日に悲しいって」

「浸り過ぎないことなんだよ」

 

「だって、それが自然なことでもあるから」

 

リスは、木の言うことを聞いて

とても納得することができたのです。

 

「そうか、悲しい日があるから」

「楽しい日を思う存分感じることが」

「できるんだね」

 

「晴れの日があるから、雨の日の」

「ありがたみだってわかるんだね」

 

そう、リスは木に向かって話しましたが、

木は、自然に笑みを浮かべてもうお話しすることは

ありませんでした。

 

それから、リスは、その自然の摂理を

知ることで、どんな日がやってきても

うまいこと乗りこなすこともできるように

なったのです。

 

「雨の後には必ず晴れる日がやってくるんだから」

 

リスは、静かに大切なことを教えてくれた

木に感謝をしました。

 

「ありがとう」

 

【終わり】

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この物語を読んで何か一つでも

感じていただけたら嬉しく思います。

 

想いを乗せて書いています。

 

皆さまよろしくお願いいたします。