皆さま

 

やりたいことをやって生きたいと

思い始める人が増えたように感じています。

 

でも、やりたいことをやろうとし始めると、

なぜだかそれを止める人が現れます。

 

一見、それが疎ましく思ったりもするのですが、

実は、それは、自分のために現れてくれています。

 

私も経験をしましたが、意外とそのことを

知っていると、スムーズに進めます。

 

詳しくは、鳥かごの似合わないフクロウに

譲りますね。

 

本文をお読みください。

 

本日もよろしくお願いします。

 

【自己紹介】

幸せな人生に転換できた僕の物語

 

-----------------------------------------------------------------------------

 

「止める人が現れるのはごく自然なことな物語」

~フクロウカウンセラーの葛藤~

 

森の中にフクロウが住んでいました。

 

フクロウには家族がいます。

夫と子どものフクロウがいるのです。

 

なので、フクロウであり、妻であり

母でありました。

 

それでもフクロウには、やりたい

仕事があるのです。

 

それが、カウンセラーのような

お仕事でした。

 

それは、どうしても実現したい

仕事だったのです。

 

そこに至るまでにフクロウには

いろいろな経験がありました。

 

一見、辛いと感じるような出来事を

フクロウは見舞われたのです。

 

それでも生きてきました。

 

それをどうにか乗り越えてきたのです。

 

そうして、辛い日々を感じながら、

家族とも出会うことができました。

 

辛い人生を乗り越えてきたからなのか、

今がようやく幸せだと気が付けたからなのか、

フクロウは、カウンセラーのようなお仕事です。

 

「私が幸せになれたのだから」

「多くの小動物や鳥たちも」

「必ず幸せになれる」

 

それは、自信の体験があったからこその

確信めいたものでした。

 

そうして、フクロウは、夫である

自分よりも羽が一まわり大きい

フクロウに相談をします。

 

でも、返ってきた言葉はこうでした。

 

「別にそんな大変そうな仕事をしなくても」

「子どももまだ自分で獲物を獲れないし」

「そんなに焦らなくてもいいし」

「いやあ、君のことを思ってのことだよ」

「僕がしっかりと稼いでくるからさ」

 

そうして、夫のフクロウは、大きく羽を

広げます。

 

カウンセラーのような仕事をしたかった

フクロウは、ガッカリしてしまいました。

 

「やっぱり、家族のためには」

「やめたほうがいいのかしら」

 

フクロウは、羽をシュンと落とします。

 

夫のフクロウも子どものフクロウも

出かけてゆきました。

 

フクロウは、家の仕事をしながら

想いにふけっていきます。

 

「でも、やりたい」

「あー、家族壊れるかしら」

 

そうして、フクロウは、お散歩に出かけます。

 

すると、目の前からリスがやってきました。

 

久々の再会だったようで、フクロウと

リスは話し込んでいます。

 

何やら、リスは、悩みをフクロウに

話していました。

 

フクロウは、不思議とその話しを聞いて、

最後には、リスは、笑顔になっていたのです。

 

「フクロウさんのアドバイスを」

「実践してみるね」

 

「あれ、私、そんな大したこと」

「言ったかしら」

 

フクロウは、そう心の中で思います。

 

でも、リスは、出会ったときより元気に

なっていました。

 

「やっぱり、私は、カウンセラーのような」

「お仕事をしたいのね」

 

フクロウは、そうして確信めいたところから

確信に変わったようです。

 

そう、やっぱり、やりたいことをやろうとすると

止める人はごくごく自然に現れます。

 

それは、ある意味、どこかで止めてくれて

「私の決意を確認させて」という

心の奥の声が現実に現れているのだと

思います。

 

そこで、辞めようと思えばそこまで

だったかもしれませんし、他の道があるかも

しれません。

 

ただただ、それだけなのですね。

 

「やりたければ、やる」

 

そんなシンプルなことですね。

 

フクロウは、その経験を通して

カウンセラーへの道を歩み始めるのです。

 

「リスさん、あのとき相談してくれて」

「ありがとう」

 

「そうして、止めてくれた旦那さん」

「決意を固めるきっけけをくれて」

「ありがとう」

 

【終わり】

------------------------------------------------------------------- 

執筆依頼なども承っております。

お問い合わせ・ご質問はこちらからどうぞ

------------------------------------------------------------------- 

この物語を読んで何か一つでも

感じていただけたら嬉しく思います。

 

想いを乗せて書いています。

 

皆さまよろしくお願いいたします。