皆さま

 

私たちは、頭のどこかで特別なことを

成し遂げなくては、幸せになれないと

思い込んでしまっていたりします。

 

私もそんな風に感じて幸せを探し続けて

いましたよ。

 

そう、でも、幸せって特別なところに

存在しているわけではないのですね。

 

それがどこにあるのか、お花が教えて

くれました。

 

詳しくは本文をお読みください。

 

本日もよろしくお願いします。

 

【自己紹介】

幸せな人生に転換できた僕の物語

 

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「身の回りの幸せにそっと気が付く物語」

~蜂に蜜を吸われるお花~

 

山の中にお花が咲いていました。

 

お花は誰に何かを言われるでもなく、

そっと咲かせます。

 

その花に、蜂がやってくるのです。

 

蜂は、花からたっぷりとしみ出してくる

蜜を吸っていきます。

 

蜂は、そんなときに、花に対して

どんどんと蜜を奪ってしまって

「申し訳ない」と感じていました。

 

でも、一方の花は、そんなことは

気にも留めていません。

 

生み出される蜜を与えようと思っているのです。

 

そうして、それが結果的にそれが

受粉につながって新しい命につながることを

知っているかのようでした。

 

でも、実際には、花はそんなことを

考えてもいないのです。

 

やってくる蜂を拒むことなく蜜を吸わせてあげて、

それを喜びとしていました。

 

それは、花にとってもただの日常です。

特別なことでもなんでもありません。

 

それでも、花は、それが日々の幸せでも

ありました。

 

時には蜂だけでなく、お散歩をしている

小動物、リスが花に触れてもゆきます。

 

それだけのことですが、花は、心の中で

「ありがとう」と感じているのです。

 

山登りをしている人間が、花を見て心を

癒していきます。

 

花の写真だって撮っていきます。

 

そんなときにも、花は、ただただ

幸せを感じているのです。

 

それでも花はそれ以上に何かをしようとか、

もっと喜ばせなくては、なんて思うことも

ありません。

 

そうこうしているうちに、次の蜂が

やってくるのです。

 

ただただ溢れ出る蜜を、蜂に吸わせて

いきます。

 

それだけで花は幸せを感じているのです。

 

「ありがとう」

 

【終わり】

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この物語を読んで何か一つでも

感じていただけたら嬉しく思います。

 

想いを乗せて書いています。

 

皆さまよろしくお願いいたします。