皆さま
自分の歓びを知っておくと
人生が充実すると思います。
なぜなら、それに沿って生きると
歓びが増えるからです。
そんなことを洋食屋のある意味主役
卵が教えてくれました。
詳しくは本文をお読みください。
本日もよろしくお願いします。
【自己紹介】
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「自分の歓びを知って人生を謳歌する物語」
~卵の使われる先~
どこかの厨房に卵が置いて
ありました。
卵は、静かに置かれていますが、
何やら違和感を感じています。
とてつもない量の卵が割られれていく
音が聞こえてくるからです。
「もしかして、ここは大量生産の工場かな」
卵は、静かにその状況を分析
していました。
「でも、僕は、大量生産で使われたくないな」
卵は、そんな風に感じているのです。
でも、刻々と卵が割られる音が大きく
なってきています。
自分が割られる順番が近づいていると
いうことです。
そうして、卵の順番がやってきました。
機械なのか人の手なのかわかりませんでしたが、
卵が持ち上げられて、力が込められます。
「僕は、洋食屋さんで丁寧に扱われて、オムライスになる」
卵は、割られるとわかっていながら
自分の本当の望みを放ったのです。
すると、ツルんと滑ったのか、卵は
割られることがありませんでした。
そうして、割られなかった卵として
廃棄されるかと思いましたが、偶然にも
近所の洋食屋さんに買われていったのです。
「卵の純粋な想い、洋食屋でオムライスになる」
これが、もしかしたら何が起きたのか、
叶っていきました。
卵は、洋食屋さんで丁寧に扱われて、
このときは、自然と割られていったのです。
そうしてガチャガチャと混ぜ合わせれて、
オムライスへと変化していきました。
卵は、工場で割られていくと諦めていましたが、
不思議なことに、自分の望みに気が付き、それが
そのままかなったのです。
オムライスになった卵は、食べられながら
思いました。
「自分の望みに気が付くことができて」
「本当によかった」
「ありがとう」
【終わり】
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執筆依頼なども承っております。
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この物語を読んで何か一つでも
感じていただけたら嬉しく思います。
想いを乗せて書いています。
皆さまよろしくお願いいたします。