皆さま

 

これから、どんな風に生きていこうって

漠然と感じている人たちが増えてきている

かもしれませんね。

 

そんなとき、道しるべにやりそうなこと、

それが、「自分の本当の望み」だったりします。

 

その見つけ方を小動物の代表格リスが

教えてくれました。

 

鳥かごの似合わないフクロウは、

登場するのでしょうか。

 

詳しくは本文をお読みください。

 

本日もよろしくお願いします。

 

【自己紹介】

幸せな人生に転換できた僕の物語

 

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「本当の自分の望みを知る方法がわかる物語」

~リスがひたすら木の実をかじる~

 

森の中にリスが住んでいました。

 

リスは、お散歩に出かけています。

本当は、山登りに出かけようと

思っていましたが、なんだか、天気も

心配だったので、お散歩にしたのです。

 

リスがしばらく歩いていると、

見慣れない道が現れました。

 

リスは、普段なら知らない道には行きませんが、

そのときは別だったのです。

 

知らない道をリスが進んで行くと、

何か大きな球体が見えます。

 

リスが驚いて、その球体に近づいていくと

それは、大きな木の実でした。

 

リスの大好物でもあります。

 

リスは、少し興奮してきていました。

 

早速、リスは、木の実を小さな手で

押さえて、皮をかじっていきます。

 

皮だけでも随分と分厚いようでした。

 

リスは、ひたすら大きな木の実を

剥いていきます。

 

すると、不思議な声が聞こえてくるのです。

 

リスが、大きな木の実の皮を剥く度に、

「どうせ、自分にはできない」

「大きな仕事をしていない自分は価値がない」

「僕は豊かになんてなれない」

「僕に家族を持つことなんて100年早い」

「・・・」

 

リスは、不思議に思うと同時に、

「これは、自分だ」と悟ったのです。

 

そう、この言葉たちは、リスが

いつも自分に対して思っていて、

声を掛けていた言葉たちでした。

 

いわゆる「思い込み」だったのです。

 

リスは、耳が痛いながらも大きな木の実の

皮を剥き続けます。

 

皮が、まるで自分の「思い込み」を

現しているようです。

 

リスは、それでも皮を剥き続けます。

 

リスの身体からは汗が噴き出ていました。

 

もう、リスの身体も疲れ切った

そのときです。

 

大きな木の実の皮を剥き切ったの

でしょう。

 

中から光り輝く玉が出てきたのです。

 

その光り輝く玉に、リスは小さな手を

かざしていました。

 

すると、今度は「思い込み」のときより

もっとハッキリとした言葉が伝わってきます。

 

「自然の素晴らしさを、皆に伝えたい」

 

リスの胸のあたりに、電気が

走ったような感覚がありました。

 

そう、これこそが、リスの本当に

やりたいことだったのです。

 

「思い込み」という皮を剥いていったら、

「本当の望み」が現れました。

 

「そうか、これこそが、僕のやりたいこと」

 

リスは、「本当にやりたいこと」を

胸に、それを道しるべにこれからを

生きていくことになります。

 

リスは、好きだった山の登りに

他の小動物などを連れて行き、

自然の素晴らしさを伝えていきました。

 

【終わり】

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この物語を読んで何か一つでも

感じていただけたら嬉しく思います。

 

想いを乗せて書いています。

 

皆さまよろしくお願いいたします。