皆さま
これからは、無理をした人間関係を
築くのではなく、大切な仲間を築いて
生きていきたいですね。
洋食屋さんではなく、
とあるハンバーガーショップの
ハンバーガーが教えてくれました。
お店によってはエビのバーガーもあったり
しますよね。
詳しくは本文をお読みください。
本日もよろしくお願いします。
【自己紹介】
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「大切な仲間を築く物語」
~不思議なハンバーガー~
あるところにハンバーガーがありました。
もう、ハンバーガーは見事に作られて、
これからお客さんのところへ運ばれようと
しています。
ハンバーガーは、感極まっています。
ようやくここまで来られたのです。
自分がハンバーガーとして、まさか
お客さんに食べられていく日が
くるなんて夢にも思っていませんでした。
ハンバーガーは不思議に思っています。
今までのことが走馬灯のように蘇って
くるのです。
「不要な経験などひとつもなかったな」
「全てが必要な経験だったんだ」
自分にとっての幸せを追い求める
日々でした。
ハンバーグがパンと出会い、レタスと出会い
玉ねぎとも出会いました。
そして、ピクルスとも出会うのです。
大切な仲間たちと出会ってきました。
そうして、仲間として関係を深めて
絆を深めてゆくのです。
塩コショウだって、忘れてはならない
仲間です。
トマトと出会ったときは、驚きました。
まさか、仲間になるとは思っても
みなかったからです。
でも、最終的には、仲間になって
ひとつのハンバーガーとなりました。
いろいろありました。
諦めたくなることも正直言って
あります。
それでも、仲間たちがいてくれて
お互いを認め合って、傷を癒しながら
ここまでやってくることができたのです。
ハンバーガーの素材たちには、それぞれの
個性があり、その特性を活かして存在
しています。
いよいよ、お客さんところへ運ばれて
ゆくのです。
「あー、ここまで来ることができたのは、仲間たちのおかげだ」
ハンバーガーは今日もお客さんの
ところへ運ばれて、喜ばれて
その一生を終えるのでした。
【終わり】
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執筆依頼なども承っております。
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この物語を読んで何か一つでも
感じていただけたら嬉しく思います。
想いを乗せて書いています。
皆さまよろしくお願いいたします。