皆さま
ポジティブに生きることが良しとされる
ような流れがあるように感じます。
でも、それって勘違いしてしまうと
ネガティブな自分を消し去ろうとして
しまうこともあるようなのです。
ネガティブな自分も自分であって、
何を選んで生きるかが大切なのだと
いうことだと思います。
雨降る雨が、そんなことを
教えてくれました。
たしかに雨降る世界では、お散歩や
ジョギング、山登りなど、外での趣味に
影響を与えるかもしれません。
詳しくは本文をお読みください。
本日もよろしくお願いします。
【自己紹介】
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「自分がどんな世界で生きたいか考えてみる物語」
~雨降る雨の迷い~
大地を濡らす雨が、そこには
いました。
雨は、降るべくして
降っています。
でも、大地に潤いをもたらすこともあれば、
時には、洪水などの水害として扱われる
こともありました。
浄化の雨などと、言われることもあれば、
雨だと気が重くなると言われることもあります。
そのどちらも雨の性質なのです。
雨も、時折迷いに迷うのです。
自分が一体、ポジティブな部分と
ネガティブな部分、どちらが本当の
自分なのだろうと、迷うのです。
だから、雨を降らせるときに、もしかしたら
ネガティブな想いを広げてしまうのではないかと、
そんな風に思うことだってありました。
でも、考えたところで雨には答えは
出ません。
そう、どちらも雨自身だったのです。
雨を降らせるとき、大地を潤すとか
恵みを与えるとか、浄化を促すとか、
そんな風に自分の在り方を整えると、
とても雨も雨を降らせるとき、スムーズに
いきました。
雨を降らせるとき、この雨で、水害を
もたらすとか、人々の気持ちを重く
させるとか、洗濯物を乾かさないとか、
考えると、雨自身も気が重くなったのです。
そうして、雨は、気が付くことができました。
どちらも自分自身だけど、雨自身だけど、
「どんな想いで生きるかは自分次第」
「生きる世界は選ぶことができる」
そんな大切なことだったのです。
それで、雨は、どちらを選びたいのか、
考えてみました。
答えは簡単です。
雨は、ポジティブな想いから生きる世界を
選択しました。
それから、雨は、雨を降らせるとき、
悩むこともなくなりました。
もちろん、時には、これ以上雨を降らせたら
嫌われるかなあとか、嫌がれるかなあとか、
感じることもあります。
でも、切り替えて、やっぱりポジティブな世界を
選んで生きると、選び直して雨を降らせます。
雨は、そんな風にして、自分の生きる世界、
生きやすい世界を選ぶことができたのです。
今日も雨は降るべくして降りました。
どんな風に受け止められるかは、雨を
受け取っている人次第なのです。
【終わり】
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執筆依頼なども承っております。
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この物語を読んで何か一つでも
感じていただけたら嬉しく思います。
想いを乗せて書いています。
皆さまよろしくお願いいたします。