皆さま

 

人間誰しも本当にやりたいことと

呼ばれるものを持っているのかなと

思います。

 

でも、その本当にやりたいことというのは、

巧妙に隠されていることが多いです。

 

簡単に見つかる人もいれば、まるで

難解なゲームを楽しむように、なかなか

見つからない人もいます。

 

やりたくないことの中に、それは

ひっそりと隠れていることもあるのですね。

 

詳しくは本文をお読みください。

 

本日もよろしくお願いします。

 

【自己紹介】

幸せな人生に転換できた僕の物語

 

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「本当にやりたいことは、やりたくないことに隠れている物語」

~清掃員が気が付いた~

 

今日もせっせと働く清掃員が

いました。

 

清掃員は、こうしていろいろなところを

綺麗にしています。

 

でも、実は、清掃員は本当のことを言うと

掃除が嫌いだったのです。

 

それなのに、清掃員になってしまいました。

その理由は、簡単に言ってしまうと、

それをやらざるを得ない状況に

なったからです。

 

そこで、清掃員は、腐ることなく

清掃員の仕事を引き受けました。

 

いつか慣れて、掃除が好きになるかも

しれないと、そう信じたから始めることが

できたのです。

 

でも、清掃員は、一向に掃除が好きには

なれませんでした。

 

段々と、清掃の仕事を続けることが

苦しくなってきたのです。

 

時には、利用者から「ありがとう」など、

感謝の言葉をかけてもらうこともありましたが、

素直に受け取ることもできませんでした。

 

そんな清掃員として働いているある日、

急にとある女性から話しかけられたのです。

 

清掃員は、驚きましたが、女性が

話し続けるので、よくよく耳を傾けました。

 

そう、女性は、なぜだか清掃員に、

自分の悩みを話し始めたのです。

 

清掃員は、仕事中なんだけどなあと

思いながらも女性の悩みを聞き続けました。

 

どうやら悩みをそれなりに深刻な

ようだったのです。

 

女性は、清掃員に意見を求めたり

します。

 

清掃員に決して答える義務などないのですが、

そのとき、清掃員の心には自然と答えが

湧いてきました。

 

なので、清掃員は女性に自分の心に

湧いた答えを話してみたのです。

 

少しの間、清掃員は女性のお悩み

相談を受けることになりました。

 

そうして、女性は、「とてもスッキリしました」

「ありがとう」と言って、持っていたお菓子を

清掃員に手渡したのです。

 

「あ、これだ」

 

清掃員は、ボーっとしながら

手には、女性がくれたチョコレートが

握られています。

 

そう、清掃員は、とうとう自分の

やりたいことを見つけたのです。

 

ずっとやりたくない掃除をやっていたこと、

そのことにだって意味を感じました。

 

清掃員は、こうして人々の悩みを聞き、

心のお掃除をしたかったのです。

 

だから、嫌なはずの掃除を行う清掃員を

行っていたのかもしれません。

 

本当にやりたいことに気が付いた清掃員は、

早速本屋に行って、心のことを勉強し始めます。

 

少し遠回りをしたり、やりたくないはずのことを

やってきましたが、ようやっと本当にやりたいことに

辿り着くことができたのです。

 

清掃員は、その後、みんなの心のお掃除をする

カウンセラーになりました。

 

そうして、清掃員は元清掃員になるのです。

 

「嫌々やっていた掃除、あのときはゴメン」

「でも、そのおかげで自分のやりたいことに気が付けたよ、本当にありがとう」

 

カウンセラーとなった元清掃員は、

やりたくないことをやった自分に

感謝を送りました。

 

(清掃員のお仕事を否定するものではなく、

あくまで例えですからね)

 

【終わり】

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この物語を読んで何か一つでも

感じていただけたら嬉しく思います。

 

想いを乗せて書いています。

 

皆さまよろしくお願いいたします。