皆さま

 

お金の豊かさを目指して、実際に

豊かになる人も世の中には大勢

います。

 

でも、中には、それに違和感を感じる

人もいると思います。

 

心当たりのある人は、こんな選択を

することもできるのだと、知っておくだけでも

いいかもしれません。

 

詳しくは本文をお読みください。

 

本日もよろしくお願いします。

 

【自己紹介】

幸せな人生に転換できた僕の物語

 

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「心を豊かにする選択をしたら、豊かに生きられる物語」

~サラリーマンが決断する~

 

とある会社に営業として働く

サラリーマンがいました。

 

サラリーマンは営業を行っているので、

サービスや商品をお客様に提案して

実際に売って、お金を稼ぐのが仕事です。

 

「売って売って売りまくれ!」

「そうすれば、お前の給料もグンと上がるぞ!」

「生活だって豊かになるぞ!」

「今のままの生活でいいのか?」

「それなら売って売って売りまくるんだ!」

 

サラリーマンは、上司から、そんな風に

事あるごとに言われています。

 

だから、サラリーマンもそれが正しい道、

サラリーマン、営業マンとして目指すべき

道なのだと信じて疑いませんでした。

 

だから、無理をしてでも、営業をしますし、

多少の無茶もしてきました。

 

そうすればサラリーマンは売り上げが上がって、

給料が増えて、幸せになれると信じていたからです。

 

でも、サラリーマンががんばってもがんばっても

売り上げはそこまで上がりませんでした。

 

もちろん、努力もしてきたので、人並み程度は

売れていますし、目標はきちんと達成しています。

 

でも、人並みなので、そんなに大幅に給料が

上がることもありませんでした。

 

そこで、サラリーマンは考えました。

「このままこの仕事を続けるべきなのか?」

「本当の幸せってなんだろう?」

「本当の豊かさってなんだろう?」

 

でも、今の会社でがんばってきたので、

食べるに困らない給料はいただけています。

 

だから、それはありがたいと思いながらも、

これからも「売って売って売りまくる」方針は、

自分には向いていない気もしてきたのです。

 

でも、この給料を捨てるという、ことは

自分が目指す豊かさと逆行しているのでは、と

感じていました。

 

サラリーマンは、その頃から不思議と

営業で外を歩いていると、人から声を

掛けられるようになるのです。

 

「駅はどっちかね?」

 

そう、サラリーマンは道を尋ねられることが

多くなりました。

 

根が優しいサラリーマンは親切丁寧に

道を案内してあげるようにします。

 

すると、相手はとても喜んでくれます。

 

サラリーマンも売って売って売りまくったときに

感じる達成感とは異なる、心の充実感を

感じるようになったのです。

 

「あれ、心が豊かになっている」

 

サラリーマンは人様を助けることで、

自分の心が豊かになることを知りました。

 

それから数カ月がしたら、サラリーマンは

迷いに迷って、会社を辞めることにします。

 

サラリーマンは目の前のお金の豊かさではなく、

心の豊かさを選ぶことにしました。

 

サラリーマンは、困っている人たちの

サポートを行うべく、障がい者の就労を

サポートする会社に入社をしたのです。

 

お給料はずっと落ちましたが、心の豊かさを

サラリーマンは選びました。

 

「心の豊かさを追求すれば、他の豊かさもついてくる」

 

サラリーマンは、どこかそれを信じて

障がい者の就労を支援する仕事を

やり続けます。

 

数年間、その仕事行っていると

サラリーマンの心はどんどんと

満たされていきました。

 

いろいろな仕事も任されるようになり、

責任ある立場にもなります。

 

気が付けば、営業マン時代の

給料を越していたのです。

 

「心の豊かさを選択すると、他の豊かさも後からついてくる」

 

サラリーマンは、そんな選択を

することができた自分を褒めました。

そして感謝しました。

 

「あのときの自分、ありがとう」

 

【終わり】

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この物語を読んで何か一つでも

感じていただけたら嬉しく思います。

 

想いを乗せて書いています。

 

皆さまよろしくお願いいたします。