皆さま
これから幸せを目指して生きる人が
大切にしたいことがあります。
精神性を高めたり、心理的なことを学んだり、
そして実際に行動をすることが大切だ
なんて言われています。
でも、まず最初に大切にしたいことが
あると私は思っています。
詳しくは本文をお読みください。
本日もよろしくお願いします。
【自己紹介】
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「自分の身体を癒す大切さを知る物語」
～お風呂の気泡が語らう～
毎日を忙しく過ごしていた男性が
いました。
とにかく働いたり、自分を高めるために
様々な学びを行ったり、時間を無駄に
せずに生きてきたつもりです。
男性は、とにかく行動はしていましたが、
身体を休めるようなことをしませんでした。
だから、本当は男性はすごく
疲れています。
心の底ではゆっくりと休みたいと
思っているのです。
家にいてもどことなく落ち着かず、
なにかをしていないと落ち着かない
ようでした。
なので、睡眠時間も少ないですし、
ご飯もかきこむように急いで食べています。
お風呂もシャワーをサッサと浴びて
出てくるのです。
男性はこの日もシャワーを浴びようと
浴室へ行きました。
「あれ、おかしいな」
シャワーが壊れているのです。
「さすがに風呂に入らないわけにもいかないか」
そう言って、男性は浴室に
湯を溜めることにしたのです。
男性が、浴槽に浸かるのはいつぶり
でしょうか。
もしかしたら引っ越してきたばかりの
初めの日だけだったかもしれないと
思い返していました。
そうして、湯に浸かると男性は
「おー、なんか気持ちがいいな」
久方ぶりに身体が休まる想いが
してきたのです。
男性の身体からは無数の気泡が
出てくるようでした。
気泡は、いわば男性の疲れを
表しているかのようです。
「もう少し身体を労わってほしいな」
「こうして毎日お風呂に入ってくれるといいな」
「たまにはゆっくり家にいたいな」
「朝寝坊くらいしたいな」
「早く寝たいな」
男性は、無数の気泡を見ながら
気泡が何かを訴えてきているのを
感じました。
「そういえば、まともに休んでいないな」
無数の気泡は、留まることを知りません。
どんどんと男性の身体から出てきます。
それほどまでに男性の身体は疲れて
いたのです。
その無数の気泡からの訴えに男性は、
身体が疲れていること自覚しました。
そうして、男性は、お風呂から上がると
手帳を見返しています。
そうして、いくつかの予定に
✖を付けて、予定をまとめている
ようでした。
そう、男性は少し身体を休めることに
したのです。
これからの時代、もちろん精神性を
高めることや心理的なことを学ぶこと、
それらは大事です。
そうして行動をすることも本当に
大切です。
でも、何をするにもこの地球に
生きている限りは、身体が必要なのですね。
だから、何はともあれ自分の身体を
大切にすることが大事なのです。
そうすることで、身体がOKを出し、
様々なアイデアや行動を起こすことも
できたりするわけですね。
ずっと疲れた状態だと、「休んで欲しい」が
最優先になってしまいます。
男性は、しばらく休んでみたことで
様々な習い事をそのまま辞めることに
したのです。
「あ、僕は本当はこれがやりたかったんだ」
そうして、本当に自分が
やりたかったこと、必要なことに
気が付くことができたのです。
男性は、あのとき、シャワーが壊れたこと
そんな偶然のような出来事に感謝を
していました。
「ありがとう」
【終わり】
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執筆依頼なども承っております。
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この物語を読んで何か一つでも
感じていただけたら嬉しく思います。
想いを乗せて書いています。
皆さまよろしくお願いいたします。