皆さま

 

「自分らしく生きる」

 

そんな言葉を目にします。

 

でも、どうしていいか

 

わからなかったりします。

 

その答えは意外と

 

目の前の人が表現

 

してくれていたりします。

 

「気づいてよー」と

 

叫んでいます。

 

今回はそんな物語です。

 

本日もよろしくお願いします。

 

初めましての方は、こちらから自己紹介を兼ねた

僕の物語をお読みいただくことができます。

【まとめ】不安な人生から安心の人生に転換した僕の物語

 

では、書いていきます。

 

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「素直さは人間の宝物だと気が付く物語」

 

僕は数十年、天邪鬼で

 

生きてきたように感じます。

 

良いものだと言われたものも

 

受け取らず、ずーっと天邪鬼で

 

生きてきました。

 

たしかに、人と同じことができなかったり

 

自分独自の考えを持って

 

生きることは今でも

 

僕が物語を書くうえでも

 

礎になっているとは思います。

 

しかし、それに気が付くまでは

 

僕は素直さとは無縁に生きてきたのです。

 

でも、振り返ってみると

 

周囲には素直さを携えた人たちが

 

良く配置されていました。

 

その素直さに、僕は心のどこかで

 

憧れていたのかもしれません。

 

むしろ自分の心の奥では

 

それを僕が持っていることを

 

知っていたのかもしれません。

 

周囲の人たちの素直さを

 

目の当たりにして、

 

悶々とイライラと様々な

 

ネガティブな感情を湧かせて

 

いたのです。

 

それは裏を返せば

 

素直さが羨ましかったのです。

 

トイレに行きたいときに行って、

 

食べたいものを食べて

 

気分が良くなければ先に帰ったり

 

言いたいことを言って、

 

それは僕がしたいけど

 

できなかっただけのことでした。

 

その人たちは自分の気持ちを

 

大事にして素直に行動している

 

だけなのです。

 

「それに気が付きなさいよ」と

 

僕の周りには素直な人たちが

 

配置されていたのだと

 

今なら理解できます。

 

それでも、様々な荷物を

 

抱えた僕は少しずつですが、

 

荷物を下ろしていきました。

 

すると、段々とこの素直さは

 

人間の大事なものだと

 

気が付き始めるのです。

 

自分自身が荷物を下ろして

 

本来の自分に還っていったから

 

なのかもしれません。

 

「もしかしたら僕も素直さを持っていたのでは?」

 

気が付き始めるのです。

 

それまで、素直さを持った人たちの

 

言動が気になって仕方なかったのが、

 

許せるようになっていったのです。

 

今までは頭の中で

 

これをしたら損するだの

 

世間的によくないだの

 

思考を巡らせてきました。

 

素直さ=ご法度

 

という設定にしていたのです。

 

しかし、素直さが宝物だと

 

気が付いてからは

 

そのようなことが

 

どんどんとなくなっていきました。

 

過去の僕からしたら

 

「そんな生き方して大丈夫?」と

 

不安がるでしょうが、

 

「大丈夫なのです」

 

むしろ、その方が楽に

 

自分らしく生きることが

 

できます。

 

不思議と感謝する気持ちも

 

自然とあふれ出てきます。

 

素直に生きられるということは

 

何にも変えることができないです。

 

とても素晴らしいことだと

 

思うのです。

 

でも、やっぱり僕も

 

荷物をたくさん抱えている状態で

 

「素直さって宝物」と言われても

 

「そんなことどっちでもいいわ!」と

 

なっていたかもしれません。

 

それどころではないからです。

 

自分の荷物が多くてしんどい時には

 

そんなこと考える余裕もありません。

 

だからこそ、まずは荷物を

 

少しずつ下ろしていくことが

 

大切です。

 

読んでいただいている方の中に

 

荷物を持ちすぎているなと

 

自覚されている方も

 

もしかしたら、いらっしゃる

 

かもしれません。

 

荷物を下ろすには様々な方法が

 

あると思います。

 

自分に合った方法を見つけて

 

荷物を下ろしていくと

 

見える世界が変わっていくと

 

思うのです。

 

その時に「素直さは宝物」ということを

 

ほんの少し思い出してもらえたら

 

うれしく思います。

 

自分をモヤモヤさせる人を

 

良く見ていくと、自分が

 

持っている要素を

 

気が付かせてくれたり

 

します。

 

それが僕にとっては

 

素直さでした。

 

今では僕が隠していた

 

素直さを少しずつ

 

温めていって

 

広げていこうと

 

思っています。

 

【終わり】

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この物語を読んで何か一つでも

感じていただけたら嬉しく思います。

世の中が今よりも幸せな場所になっていきますよう

想いを乗せて書いています。

 

皆さまよろしくお願いいたします。