皆さま

 

日本に台風が近づいているようですね。

気を付けながら夏を楽しみましょう。

 

では「道端で起きている幸せを綴る物語」の

第13作目を書いていきたいと思います。

 

「ホームセンターを探す美千代さんが道案内をしてもらった物語」

 

年末に大掃除の道具を買いに出かけた70歳代の女性美千代さんは、

 

1年ぶりに行くホームセンターを見つけることができずに困っていました。

 

年末の大掃除に必要な雑巾や洗剤など買うものはメモしたきたものの、

 

肝心のホームセンターの住所などは書いてきていません。

 

お正月には息子夫婦の家族やらたくさんの親戚が集まる予定です。

 

毎年美千代さんはこの時期になると1年に1度、みんなが集まるのを

 

楽しみにしていました。

 

大掃除するのにも美千代さんは気合が入ります。

 

美千代さんは意識していませんでしたが、キョロキョロ何かを

 

探すように歩いていました。

 

すると、少し強面の男性が美千代さんに声をかけてきました。

 

「おばあちゃん、何か探してるの?」

 

美千代さんは強面の男性に少したじろぎました。

 

いつもの癖で「何でもありませんよ」と言いそうになりましたが、

 

子どもや孫たちに人の善意には「ありがとう」と感謝して受け取るのよ。

 

と教えていたことを思い出しました。

 

美千代さんは、そうして「ホームセンターに行きたいんです」と強面の男性に伝えました。

 

強面の男性は、丁寧にホームセンターの場所を教えてくれます。

 

美千代さんはしっかりと善意を受け取ることができました。

 

無事に大掃除の道具を買うことができた美千代さんは、

 

自宅を綺麗に掃除しながら遊びに来る息子夫婦や孫のことを

 

思い出していました。同時に人の善意を受け取ることができた

 

自分にも嬉しく感じています。

 

強面の男性でしたが、出会えて声をかけてくれたという

 

偶然に感謝しました。

 

【終わり】

 

皆さまいかがでしたでしょうか。

 

美千代さんはキョロキョロとしていたら、強面の男性に

 

声をかけられました。

 

一瞬、たじろいで何でもないふりをしようとしましたが、

 

自分が子どもや孫に人の善意のありがたさを教えていたことを思い出したのです。

 

中々人には言えるけど、自分のことって思った通りにできないものですよね。

 

それを美千代さんは乗り越えて行動することができました。

 

意外と道端には良い人もいますし、幸せを

見つけることができるものなんですね。

 

現在、不自由や不安を感じる人生を送っている人が

このブログを読んで少しでも新たな一歩を踏み出してくれる

きっかけになったら嬉しく思っています。

世の中には親切な人は意外といます。

そんな願いを込めて書いています。

 

何か生きる上でのヒントになりましたら幸いです。

 

皆さまよろしくお願いいたします。