皆さま

 

今日の東京も不安定なお天気ですね。

日課の散歩には折りたたみ傘が欠かせなくなっています。

 

では「道端で起きている幸せを綴る物語」の

第9作目を書いていきたいと思います。

 

「心理学を学ぶと決めた愛さんが道案内をしてもらった物語」

 

心理学を学ぶために都内のとある駅まで来ている40歳代の女性愛さんは、

夏の太陽に照らされて暑さのあまり逃げ込む場所をさがしていました。

 

すると、隣を歩く自分と同じくらいの年齢の男性がいることに愛さんは気が付きます。

その時には迷わず声をかけていました。

 

「すみません、このあたりで喫茶店などありますか?」

「その角を曲がったところに老舗の喫茶店がありますよ」

 

愛さんは男性にお礼を言って喫茶店に向かいます。

愛さんは男性の醸し出されている優しい雰囲気を感じていました。

 

喫茶店は昔ながらの雰囲気で愛さんはとても気に入りました。

これから心理学で通う時には寄りたいなと感じています。

 

冷たいアイスコーヒーとサンドウィッチで気持ちを落ち着けた愛さんは

心理学を学ぶ会場へ向かいます。

 

愛さんは会場へ向かいながら何となく先ほどの男性にまた会いたいなと思っていました。

会場へ着くと、そこには先ほどの男性が座っていたのです。

 

愛さんはとても驚きました。思わず隣の席に座りました。

その日は一日愛さんはその男性と一緒に心理学を学ぶことになります。

 

愛さんは実は40歳代になりパートナーが欲しいと願っていました。

愛さんは行動的だし、人見知りもしません。自信がないタイプでもありません。

 

それでも、仕事では成功するもののどうしてもパートナーができなかったのです。

どうしたらいいのかわからなかった愛さんは友人のすすめで心理学を学ぶことにしました。

 

正直愛さんは心理学を学ぶことにそんなに前向きではありませんでした。

でも、友人から誘われた時に、行ってみた方が良いと感じたのです。

 

そして、心理学を学び終えるころには愛さんはその男性とパートナー同士になっていました。

最終日は同期の皆さんから祝福されて愛さんとその男性は幸せそうでした。

 

愛さんは心理学に誘ってくれた友人、初日に暑くてたまらなくなった

全ての偶然に感謝しました。

 

【終わり】

 

皆さまいかがでしたでしょうか。

 

愛さんはそこそこ幸せだと思える人生を送ってきました。

でも、なぜだかパートナーができないことに苦しんでいたのです。

 

友人から心理学という今まで関わったこともない誘いに

愛さんは直感を信じて参加することにしました。

 

すると、初日に自分から道を聞くということで

運命の男性と出会います。

 

偶然に偶然が重なっていっているようですが、

果たして本当にこれは偶然なのでしょうか。

 

意外と道端には良い人もいますし、幸せを

見つけることができるものなんですね。

 

現在、不自由や不安を感じる人生を送っている人が

このブログを読んで少しでも新たな一歩を踏み出してくれる

きっかけになったら嬉しく思っています。

世の中には親切な人は意外といます。

そんな願いを込めて書いています。

 

何か生きる上でのヒントになりましたら幸いです。

 

皆さまよろしくお願いいたします。