こんにちは
chamama(のりこ)です
特別支援学校を卒業して
現在 生活介護に通う
重度知的障害(という判定)と
少しマヒがあり ちょっと身体障害も入った
23歳の息子 chamaとの日常の話から
あまりに困って 使いやすいものを求めて
あれこれ研究しはじめた
衣類のことを お話しています
すっかり寒くなってきましたが
10月からは chamaと出かけることが続き
外食や お弁当を食べる機会がありました。
今では外食を楽しめているけど 数年前までは
そんな気分にも なれなかったです。
…というのも
外食だとchamaが食べなかったから
お出かけするのが 楽しくなかった
それが クールスタイル を作ってから
外食が楽しくなった！
今は当たり前になった お出かけの時に持っていく
お食事エプロンが こんなに外食シーンを
楽しくさせるとは 正直 思ってなかったかも
高等部になるまで chamaが家以外の場所でも
食事する時は 前にタオルをかけるのが普通。
学校の給食や 福祉サービス利用の時も
どこに行ってもタオルを使っていたけど
つける人によって ベローンとかけてくれて
見た目の印象が 恥ずかしい感じだったわね
わたしも世話する側の目線でしか 考えられなくて
納得していないのに着けられていた
chamaの気持ちを ずっと無視してたんだわ
でも襟付きエプロンを使うようになったら
姿勢が変わり できることも増えて
心が体に与える影響を考え始めたのも
エプロンだったのよね。
自分が支援される側だったら
気持ちを無視して 介助されることは
とてもイヤなことなのに マヒしてたわ
マヒしていたのに わたしも外食が楽しくなかったのは
見た目にも残念な感じが していたからだと思う。
それがchamaだけでなく わたしも
襟付きエプロンを使うことで 見た目が気にならず
いかにも介助してるって感じがしないから
食べることに抵抗がなくなり 楽しくなったのよね。
汚ならしい感じや 悲壮感がある見た目って
どんなに頑張っても テンション上がらないもん。
わたしだって一人でも 普通にお出かけした時は
何か美味しいもの食べて帰りたいし
それが楽しかったりするからね。
誰かと一緒のお出かけなのに 食事が楽しくないって
行く前から 憂鬱な気分になってしまうから
余計に外出しようとする気がなくなって
悪循環になってしまっていたのかも…。
だけど今は chamaが楽しそうに
美味しく食べている姿を見ていると
わたしも嬉しくなるし またお出かけしたくなる
食べたいと思うものを 汚れを気にせず食べらる
こんな顔をみると 改めて思う。
クールスタイルを作って良かった💖
どこにいても 意思表示ができて
自分のやりたいことが やれるというのは
ホントに幸せなことだよね
これからの長い人生を考えても
普段だけに限らず 余暇を楽しめなかったら
つまらない生活が続いていく可能性が…。
ついつい支援する側は 自分たちの効率を考え
される側の気持ちを 無視してしまいがちだけど
支援される側の人の
気持ちを大事にしたい！
このエプロンを作ってから 介護職の人をはじめ
肢体さんの子供さんがいる方からも
よく声をかけられるようになりました
最近お話を聞いた方は
ペースト状の食事が多いと エプロンに付いたら
中には 生地に こびりつきやすいものがあって
素材でNGなものもあるし 扱いやすさを考えると
使いやすくてカワイイのって ホントにないの！
へぇ～～そうなんだ
でも これは扱いやすそうだね
うんうん！これは けっこうラクよ
ラミネートを使っているから こぼしても
ウエッティとかで サッと拭けば大丈夫だからね
それはラクだし いいよね！
もし油汚れとか 気になるようだったら
帰ってから 台所洗剤つけてスポンジで少し擦ったり
洗濯機に入れても 大丈夫だしねぇ
え～～洗っちゃっても 大丈夫なの？
全然 大丈夫よ👌
洗濯機でガラガラ回して洗ったら
生地がダメになるかと思ったけど
以外と ネットに入れないで洗濯しても
そんなに簡単に分離しなかったからね
それはスゴいね
耐久性を見たくて わざとイジメるつもりで
何回も洗濯機で洗ってみたけど
かなりの回数洗っても 意外と丈夫だったのよ
へぇ～～それは使いやすいね
でしょ！でしょ！
それに見ているだけで これカワイイから
元気になるし 楽しくあげられるわね
そう！そう！そうなのよ！
着ける方の気持ちは 恥ずかしさがないと思うし
食べさせる方は 一緒に楽しく過ごせるよ
うわぁ～～これ いいねぇ
うちも同じの欲しいわ！
ありがとうございます
ちなみに その時に着けていたのは このエプロン
カーディガンとか 上着を羽織っていても
全く問題ないし 普通に服に見えてカワイイわ
つくづく思うんだけど
生活の中で どこかに 引っかかることがあると
それだけで毎日を楽しむことができない。
なので ちょっとしたことでも
何か 違和感があったり 気になったら
それを無視せず 小さいことでも解決すると
毎日がホントに 楽しくなるのよね。
だから 障害があるからって
オシャレを諦めさせたくない！
わたしたちも 気に入ったものを着ると
ウキウキしてくるんだから
家族も それを見る自分だって
笑顔でいるためには 工夫するのは大事だわね。
もういい加減 コロナもう飽きたと思うので
楽しくお出かけして 笑っていこうとしたら
油断すると 見落としがちだけど
忘れないでいたいことですね
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