こんにちは
chamama(のりこ)です
。

だんだん気温が上がってきて
けっこう暑い日も でてきましたよね。
体温調整の難しいchamaは これからの暑い季節
グッタリしてしまうので 心配になります
。

年々厳しい暑さとなっていますが
今年の夏は どうなのでしょうかね?
夏にエアコンのない生活なんて 考えられませんよね。
chamaは発汗量が少ないので 体に熱がこもりやすく
室温を低めに設定しないと 体調を崩します。
中学までは 学校での暑さ対策が大変でした
。

学校の空調設備について お話しされていたブログを読んで
内容は かなりズレますが
関連するお話として 思い出したことがあったので
書いていきたいと思います
。

承諾を頂きましたので
昨日 読んだブログを リブログさせていただきます。
ものすごい暑さの中 全ての学校にエアコンが設置されているわけではなく
それに係る費用について 加藤さんがお話しされていますが
私は違う角度から 費用の問題を話していきま
す。
かなり…いや すごく長くなります
。

chamaが小・中学時代 通っていた特別支援学校では
かなり早くにエアコンが設置されました。
小学校の低学年から 保冷剤を背中に背負って
学校で活動していたchamaには ありがたいと思ったのですが
涼しい教室で活動する時間は あまりなかったのです
。


中学卒業までに
1学期にエアコンが 入った記憶がないな…
。

2学期に入っても エアコンが入るのは給食の時間と
その後の1時間くらいで 涼しい教室には程遠い状態だったなぁ。
涼しくなる時間もあるし エアコンないよりマシかという感じ…。
30度超えの日の教室は まるでサウナみたいで
高校卒業まで この学校に通うのは chama無理だと思いました。
窓を開けてカーテンを閉め 壁掛けの扇風機を回していたけど
気休めみたいなもんだったわ
。

こういう扇風機で 教室の中に風を回しても
外から入ってくる空気が熱いんだから
涼しいわけないよね。
chamaには 地獄だったわよ。
汗のかける子は 着替えの T シャツを何枚か持ってきていたけど
休み時間は涼しいポイントを求めて 場所の取り合いになるし
生徒はイライラしているから トラブルが多発



こんな状態では授業にならないと 先生方もぼやいていました。
そりゃ そうでしょうよ!
暑くて常にイライラしていたら 指示が入りにくく
それによって混乱することも増え 悪循環になっていきます
。

もちろん保護者からのクレームも かなりありましたよ。
そんなにヒドイ状態なのに なぜエアコンが入らなかったのか



学校の予算が少なくて
光熱費をギリギリまで抑えていたから❗
これは 本当に驚いたわ
。

とある年 活動に必要なものを揃えるために
予算を大きく超える出費が あった年があり
そのため数年間 学校全体の予算が大幅に削られることとなり
倹約生活のような状態だったので 暑くても
ほとんどエアコンが使えなかったのね
。

chamaなんか うちわパタパタもムリだし…
。

すさまじい学校生活でしたわ。
でも無駄遣いをしたわけではなく
学校の活動に 必要なものを購入したのだから
できるものなら どうにかして欲しかったです。
校外学習でさえ できるだけお金を使わずにできる活動に変更され
本当に学校の予算が少なくて 修学旅行も遠出ができなくなってしまい
場所も かなり変更されました
。

大げさでは話ではなく
本当に学校全体として経費が なかったのです
。

冬になると暖房を使いますが
灯油がなくてヒーターが つかなかったこともあります。
凍えるような寒さの中で 生徒は着替えなければならず
せめて着替えをする間だけでも ヒーターを入れてもらえないかと
お願いしたら 学校の灯油がカラだったんですよ
。

進路担当の先生が 外まわりをするための交通費までも捻出できなくなり
灯油を買わずに そのお金を
進路の先生が移動するための 交通費にあてた年もあると聞いています
。


空調設備を使って 授業できる環境にするのは
学校の運営に 必要な経費じゃないの?
そう思っても
これ以上どこも削れるところがないくらい 節約していたらしいので
相当 逼迫した状態だったのは 参りました。
なので上半期からガンガン飛ばして お金を使うことができず
暑い時期に エアコンが入れられなかったわけです
。

chamaだけに限らず 体温調整の難しい子もいると思うので
もう少し環境設定を考えてほしかった!
日本という国に生きている以上
障害の有無に関係なく 誰しも教育を受ける権利があるはず。
それなのに教育を受けるための 環境を整えてもらえない子供たち
。

県の懐事情が こんな形で
障害児に影響を与えるなんて 悲しすぎるわ
公立の小中学校で まだエアコンの設置されていない学校を思えば
確かに あるだけマシかもしれません。
でも使用に制限がある状態で 授業をしていかなければいけないのは
子供たちの教育環境としても 先生方の労働環境を考えても
とてもじゃないけど 良い環境だとは思えませんでした。
ちょっと!県の予算
ちゃんと必要なことに使ってるの?
こんなことを思った保護者は 私だけではないと思います。
高等部からは 学校を変えたので(肢体 特支)
暑い時は梅雨の時期からも 寒い時は4月の寒い日もエアコンが入り
体温調整の難しいchamaには 過ごしやすい環境で
学ぶことができて 私も安心でした
。

chamaは変わっていないのに この違いは何か?
知的特支と肢体特支の 学校の予算は同じではありませんから
体調管理の仕方によっては 命の問題に直結するような
生徒がいる肢体特支の方が 予算が多いというのは当たり前だと思います。
だから知的障害の子供達には 暑さぐらい我慢しろ!という考えが
県の方にも あったのかもしれません
。

エアコン設置しても 使えないんじゃ意味ないじゃん。
でもねぇ…それって本当は
子供たちにしわ寄せが いくような話ではないと思うの。
さすがに毎年の異常な暑さで 中学まで通った学校でも
事故が起きてからでは遅いからと
暑い時期はエアコンを 入れてくれるようになったと聞きました。
よかったね~
と思う反面


また節電だとか言って 広くない教室だからと 28度設定くらいで
セコい使い方をしているんだろうと想像しています
。

あまり表に出てくるような話ではないため
裏話に近い内容に なっている気がしますが
県立学校の使える予算として 特別支援学校に下される予算も
ジワジワと減らされていると聞きます
。

保育園の無償化もいいけど
現在 最低限 必要なものを揃えることだって 同時に考えてくれよ!
環境設備の費用まで 削らないで❗
予算削減するなら もっと他に考えるところあるんじゃない?
必要な予算は 確保してほしいです
もう卒業しているので
chamaには直接関係のない話に なってしまいましたが
まだ在学中の 後輩ちゃんたちのことを思うと
せめて学習しやすい環境が 当たり前の学校になってほしい!
そう願わずには いられません
。

うちは梅雨入り前に エアコンのクリーニング依頼しなきゃ…。
ありゃ~当時のことを思い出して
今日もまた ついつい長い話になってしまいました
。

リブログの承諾をいただいた加藤さん
ありがとうございました
。
