僕には友達がいない
僕は友達をつくらない。友達という概念が、幼少期から、ほとんどない。
小学校の入学式の日に頭蓋骨を折って長期の入院生活、その後も体育の時間はずっと見学。代わりにほぼ週7日の学習塾通いは続き、小学校では、常に浮いていた。
中学で運動ができるようになり、それまで体を動かせなかった分、体育の時間も部活も、必要以上に張り切った。試合に勝つために、自分を表現するために、人のやらないことをした。先輩には徹底的に逆らい、後輩には徹底的にスパルタだった。そこでもいつも、浮いていた。
バンドでメシを喰おうと思って、でもメンバーはみんな浪人して、みんなが大学に受かるまでアルバイトを重ねて資金を貯めた。でもみんなが受かったあとに、『職業』として本気で考えていたのは、自分だけだったと知った。その金で、ハタチの時に飲み屋をはじめた。
25歳まで、女性がいる店とか、DJ BARとかレゲエクラブとか、その時の世間の景気や自分の気持ちを横目で見ながら『経営』をした。若い奴らから歳上の方々まで、いま覚えば沢山の方々に、助けてもらった。ボコボコにしても、ついてきてくれた本気の奴もいた。でも、経営者はひとりだった。そこでも、いつも浮いていた。
店を畳んで、NYに住んだ。初めての海外。危なかった頃の、人種のるつぼ。目的をもって歩く、スピードの速さ。歩く道を間違えればヤバいことになる、怖さ。格差の中で、自分の生業に最大限のプライドを持とうとする、強さ。
その頃から、孤独は快楽へと変わっていった。日本に帰って、マスコミや広告的な仕事を経験した後、僕はヨガを始め、『仕事』として選んだ。
先週の水曜チャマの部屋の当日朝に、たけおまんが、取ったばかりのトウモロコシを送ってくれた。その夜、みんなに振る舞った。
すっごく美味しかったから、追加で注文して、誰かに会うたびに、蒔いた。
昨日は、自宅で始めた朝のマイソールクラス初日に参加した方々、中高の同級生がやってて世話になってる松戸のしんぽ歯科医院はスタッフが多いから箱ごと、夕方にキネティコス ラボに行って、谷佳織さん、トラビスさん、香川さん。
おととい、家にきた吉原駒世さんに帰り際「とうもろこし、もってかない?」と言うと「大好き。でも、いつ取った、とうもろこし?」。
とうもろこしは痛むのが早いナマモノだから、とうもろこしご飯にして、冷凍保存したらよい、と、作り方を教えながら、途中まで作ってくれた。
それから毎日、ちょっと塩をかけたり、酒のツマミにしたりしながら、毎日とうもろこしご飯を食べている。食べながら、ふと思う。
友達がいないのは、もしかしたら、幻なのかもしれない。
今週末、横浜でお会いできますことを、楽しみにしています。
【ヨガフェスタ横浜2019】
9/15(日)13:00-14:30
「ハタヨガってなーに?」
9/15(日)15:00-16:30
「開け!股関節」
