ある朝の伊豆急
今朝の伊豆急行線で。寒くて桜の咲きが遅くて『桜祭り』の期間を延長したりの河津、しかも今日はけっこうな雨だけど、それでもこの時期土日の伊豆急は混む。
始発の伊豆高原からなので前向きの先頭展望車に座れた僕は、空いてればいつも前から4番目の席に座る。
今朝は後ろの5番目席に座った人が、クセのある人。少し高めの声のおじさんで、やたらめったら周りの人に『質問』してる。
僕にとって電車の中は、講座の内容や仕事についてまとめる、大事な場所と時間だから、「こっちにこないで!この人の前の席でよかった!」と聞かないフリをしてるけど、やっぱり気になるので耳が向かってしまう。
だって、見て確認はしてないけど、明らかに後ろの席の人に振り返って身を乗り出して、
5番「どこ行くんですか?」
5番「なんで東京いくんですか?」
5番「六本木は何線ですか?」
6番「日比谷線かなぁ、よくわからないなぁ」
5番「いやいや、間違っててもいいから、だいたいカンで!!」
とかやってるし。
(見てないからたぶん)6番目の席の、声や応対からすると推定50代か60代くらいのおじさんは、たぶん困ってた。しまいにゃ「わかりません。」とか少し強めに言ってた。
熱海駅での乗り換えの時間が短いので、僕はこの電車の時はいつも熱海の手前の来宮でいっぺん降りて、熱海の階段のすぐ前で開く4号車の前側ドアに乗り直すんだけど、そしたらまた『5番目のおじさん』が、こんどは女性に質問してる。
「なんで東京いくんですか?」
さすがにこいつは顔くらいは見とかないとな、と僕は振り返って確認した。
背の低い、仕立てのよさそうなトレンチコートを着た、いつもちゃんと散髪してそうな白髪の、70歳位の男性。
話しかけられてた60代後半位のマダムは、たぶん東京から伊豆に移住した人なんだろう、
「東京の歯医者にいくんですよ。やっぱり歯医者さんは、いつもの人がいいですからねぇ~」
なんつって、すごく嬉しそうに笑いながら、5番のおじさんと話してる。次第に会話はマダムのペースになっていく。
5番のおじさんは、元ジャーナリストかなんかだったのかもしれないし、ただの話好きのおっさんだったのかもしれない。
迷惑そうだった展望車の6番のおじさんは、土曜なのに仕事で仕方なく東京に行ってるかもしれないし、たまたま眠たかったのかもしれない。
楽しそうに話してた4号車のマダムは、普通に話好きだったのかもしれないし、いつもはあまり話し相手がいないのかもしれない。
今朝の僕は話しかけられたくなかったけど、明日の僕は違うかもしれない。
始発の伊豆高原からなので前向きの先頭展望車に座れた僕は、空いてればいつも前から4番目の席に座る。
今朝は後ろの5番目席に座った人が、クセのある人。少し高めの声のおじさんで、やたらめったら周りの人に『質問』してる。
僕にとって電車の中は、講座の内容や仕事についてまとめる、大事な場所と時間だから、「こっちにこないで!この人の前の席でよかった!」と聞かないフリをしてるけど、やっぱり気になるので耳が向かってしまう。
だって、見て確認はしてないけど、明らかに後ろの席の人に振り返って身を乗り出して、
5番「どこ行くんですか?」
5番「なんで東京いくんですか?」
5番「六本木は何線ですか?」
6番「日比谷線かなぁ、よくわからないなぁ」
5番「いやいや、間違っててもいいから、だいたいカンで!!」
とかやってるし。
(見てないからたぶん)6番目の席の、声や応対からすると推定50代か60代くらいのおじさんは、たぶん困ってた。しまいにゃ「わかりません。」とか少し強めに言ってた。
熱海駅での乗り換えの時間が短いので、僕はこの電車の時はいつも熱海の手前の来宮でいっぺん降りて、熱海の階段のすぐ前で開く4号車の前側ドアに乗り直すんだけど、そしたらまた『5番目のおじさん』が、こんどは女性に質問してる。
「なんで東京いくんですか?」
さすがにこいつは顔くらいは見とかないとな、と僕は振り返って確認した。
背の低い、仕立てのよさそうなトレンチコートを着た、いつもちゃんと散髪してそうな白髪の、70歳位の男性。
話しかけられてた60代後半位のマダムは、たぶん東京から伊豆に移住した人なんだろう、
「東京の歯医者にいくんですよ。やっぱり歯医者さんは、いつもの人がいいですからねぇ~」
なんつって、すごく嬉しそうに笑いながら、5番のおじさんと話してる。次第に会話はマダムのペースになっていく。
5番のおじさんは、元ジャーナリストかなんかだったのかもしれないし、ただの話好きのおっさんだったのかもしれない。
迷惑そうだった展望車の6番のおじさんは、土曜なのに仕事で仕方なく東京に行ってるかもしれないし、たまたま眠たかったのかもしれない。
楽しそうに話してた4号車のマダムは、普通に話好きだったのかもしれないし、いつもはあまり話し相手がいないのかもしれない。
今朝の僕は話しかけられたくなかったけど、明日の僕は違うかもしれない。