プライベートレッスン

火曜の午前中は、いま一件だけしてる、プライベートレッスン。
65才のお母さんと、三姉妹の三女、2人のレッスンを始めて、かれこれ4年目。今は長女も、アメリカでアシュタンガやってた二女も加わって、4人全員参加の時は、ちょっとしたマイソールクラス。
始めた時期や、カラダの事情が違っても、一緒にグループレッスンできるのは、マイソールスタイル、アシュタンガヨガならでは。
最近、アシュタンガ4年目(その前にアイアンガー3年)のお母さんに限っては、オリジナルプログラムに切り替えつつある。
「トラデッショナル」なアシュタンガに、僕よりも(^_^;)こだわって「プライマリーシリーズを完璧に」と言い続けて練習を続けてきた、お母さん。
ちょー多忙に日本や世界を駆け巡るなか、東京にいる時は、ほぼ欠かさず、6時過ぎにはスタジオに来て練習を始めている。
最近、自分用の、そして高齢者に向けたヨガプログラムを作ってほしいと言われた。ご自分でも、そのうち、アシュタンガの輪を広げたいんだそうだ。
ヨガに関しては、僕は、いわゆる「先生」だけど、人生においてはもちろん、いわゆる「指導する役割の人」としても、経験も規模もケタが違う大先輩。
毎週、プライベートレッスンが終わった後で、みんなで果物やシリアルを食べながら、ワイワイ話す。
その時から、お母さんは、僕の大先輩、大先生に変わってくれて、だいたいは、お母さんが経験した範疇の、僕の話を聞いてくれる。
そして、まるで一緒にいて、目の前で見てた話のようにそれを理解し、経験から僕を導いてくれる。経験してない話の時は「私には分かりませんわ」と豪快に笑う。
ヨガのインストラクターも、そんな感じがいいかなって、僕は思う。