デヴィッドスウェンソン先生のマイソールクラスを観察した。
今朝は、デヴィッド・スウェンソン先生のマイソールクラスを『オブザーブ』させていただいた。
ケン・ハラクマ先生が、当時クラスをやっていた南青山まで持ってきてくれたデヴィッド先生の本を、最初に見たのが2001年の末。デヴィッド先生にインドのマイソールで初めて挨拶できたのが2003年。デヴィッド先生のティーチャートレーニングを受け始めたのが、2005年。
・・・・・・・・・・・・・
今年のサンフランシスコのヨガジャーナルカンファレンスであった、デヴィッド先生の1dayティーチャートレーニングを受けて帰国したあと、僕はデヴィッド先生にメールで
「日本でのティーチャートレーニングで、アシスタントをさせてほしい」
とお願いした。
デヴィッド先生が、アシスタントをつけてワークショップやトレーニングをしないのは、重々承知の上でのチャレンジだったけれど、何回かのメールのやりとりのあと、デヴィッド先生らしい、傷つけない、紳士的な伝え方で、やっぱり最終的には断られた。
昨日まで、広島で僕は、スコットランドで受けたセカンドシリーズのティーチャートレーニングを含めて3回目の、サンフランシスコを含めたら4回目のティーチャートレーニングを受講した。
・・・・・・・・・・・・・
そして今朝、マイソールクラスを行うTOKYOYOGA大阪への道順をガイドするために、デヴィッド先生をホテルまで迎えにいった。
アシュタンガヨガの総本山がある場所を名に持つ『マイソールクラス』へ向かうアシュタンガティーチャーの視線は、誰だって厳しい。昨日までの朝のデビ先生とは、明らかに違う、デヴィッド先生。ま、男二人だからってのもあるだろう。
少しの間、二人で黙って江坂公園の横あたりを歩いたのちに、昨日の夜から僕は決めていたから、サクっと切り出した。
「今朝のマイソールクラス、オブザーブさせてもらえませんか?」
デヴィッド先生は、「まーしょーがねーなー」って思ったのかもしれないけれど「Just for you」ってOKしてくれた。
足かけ9年かけて、やっと「オブザーブ」をゲットした。
そのまま黙ってスタジオまで向かったけれど、僕も、そしらぬ普通の顔をして、当たり前のように並んで歩いていたけれど、そりゃ特別な朝だった。
・・・・・・・・・・・・・・・
僕はデヴィッド先生のマイソールクラスに参加した事がなかった。
でもやっぱり、イメージしていた通りのマイソールクラスだった。
ティーチャートレーニングや、ワークショップでのデビ先生が「基本優しく、めいいっぱい楽しませてくれて、ときどき厳しいパパ、ダディ」だとするなら、マイソールクラスでのデヴィッド先生は、「愛情あふれる視線で生徒を見守り、だから厳しい父親」かもしれない。
クラスに笑いは、ない。張りつめた、とはいわないけれど、充実した緊張感が、スタジオの端々まで、満ちている。
山形から参加した、サードシリーズの半分くらいまで練習している女性の生徒が「このポーズが分からない」と言うと、
「見なきゃわからない、まず見せなさい」
その後、キーとなる基本を教え、自分でデモをしてみせ、その後、生徒にポーズをさせ、
「ありがとうございました」
と生徒が言っても、
「One more try」
と、またさせる。
決して無理はさせないが、妥協や騙しは、許さない。
最初にマイソールに行った時にみた、まだ元気だった頃のグルジの姿が重なってみえた。
全員のドロップバックを終えたら、そのまま黙って、サクっとスタジオを後にする。
・・・・・・・・・・・
TOKYOYOGA大阪の近くには、二つのスーパー、というかグロッセリーストアがあって、一つは全国的なチェーン店で値段は手頃、一つはモノはすごくいいけど、少し高級。
「どっちにしますか?」
と聞いたら
「Easy One」
二人で『スーパー』に向かう。
いくらデヴィッド先生でも、日本語が読めるわけではないから、大好きらしい、おにぎりとかの種類はわからない。
「これは、ソイミルク(豆乳)?」(この辺は、妙に勘がいい(^^;)
「はい。これはノーマルで、これはコーヒーが、これは抹茶が混ざっています。」
「チャレンジ」
ノーマルを2本、他を1本ずつ、買い物かごに入れる。
フルーツ売り場では、一個一個(ちょっと押しながら(^^;)果物を吟味する。
アメリカは、フルーツや野菜が、日本と比べると全然安いから、しっかり確かめたくなる気持ちも分かるが、ボーリング場でボールを選ぶ時も同じように、時間をかけて選んでいたのを思い出す。
「今日は(奥さんの)シェリーが日本に着くから、シェリーは長旅で疲れているだろうから、サラダを用意してあげたいんだ」といって入った、街の普通のスーパーマーケット。
「このブドウは、種なし?ちょっと高いけど、シェリーはこれが好きなんだよ」
・・・・・・・・・・・・・
マイソールクラスで教えることは、たぶん皆さんが思うよりも、カラダもだけれど、アタマをものすごく消耗する。20人いたら、20人が旅する、自分との対話ってストーリーを、ティーチャーは同時に見守り続けてるんだ。
そのことは、僕にも少しはわかるから、あまり話かけないようにしてたんだけど、いっこだけ話をした。
「僕達は、東京で2つのスタジオを運営している。一つは『男』で、一つは『女』。東京で貴方がマイソールクラスをする渋谷のスタジオは、『男』のほう。」
僕の説明が悪かったんだろう。デヴィッド先生は『一つは男性専用、一つは女性専用スタジオ』だと勘違いしたらしく
「賢いかもしれないね。そんなやり方は、世界中でも聞いたことがない。それは、日本でノーマルなやり方?」
「いいえ、1つは『男性原理』、1つは『女性原理』を、それぞれ探求するために、2つのスタジオを運営しています。このやり方も、ヨガスタジオとしてやっている他の所を、少なくとも僕は知らない。言い換えれば、1つは『ファーザー』で、1つは『マザー』。そのそれぞれが、僕達のプラクティスです。」
デヴィッド先生は、ただうなずいて、その辺りで僕達はホテルについた。
・・・・・・・・・・・・・・
あと15分したら、またホテルまで迎えにいきますよ、デヴィッド先生。
これは、僕達にとって、とても幸運で、とても光栄な、『お出迎え』なのです。
ケン・ハラクマ先生が、当時クラスをやっていた南青山まで持ってきてくれたデヴィッド先生の本を、最初に見たのが2001年の末。デヴィッド先生にインドのマイソールで初めて挨拶できたのが2003年。デヴィッド先生のティーチャートレーニングを受け始めたのが、2005年。
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今年のサンフランシスコのヨガジャーナルカンファレンスであった、デヴィッド先生の1dayティーチャートレーニングを受けて帰国したあと、僕はデヴィッド先生にメールで
「日本でのティーチャートレーニングで、アシスタントをさせてほしい」
とお願いした。
デヴィッド先生が、アシスタントをつけてワークショップやトレーニングをしないのは、重々承知の上でのチャレンジだったけれど、何回かのメールのやりとりのあと、デヴィッド先生らしい、傷つけない、紳士的な伝え方で、やっぱり最終的には断られた。
昨日まで、広島で僕は、スコットランドで受けたセカンドシリーズのティーチャートレーニングを含めて3回目の、サンフランシスコを含めたら4回目のティーチャートレーニングを受講した。
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そして今朝、マイソールクラスを行うTOKYOYOGA大阪への道順をガイドするために、デヴィッド先生をホテルまで迎えにいった。
アシュタンガヨガの総本山がある場所を名に持つ『マイソールクラス』へ向かうアシュタンガティーチャーの視線は、誰だって厳しい。昨日までの朝のデビ先生とは、明らかに違う、デヴィッド先生。ま、男二人だからってのもあるだろう。
少しの間、二人で黙って江坂公園の横あたりを歩いたのちに、昨日の夜から僕は決めていたから、サクっと切り出した。
「今朝のマイソールクラス、オブザーブさせてもらえませんか?」
デヴィッド先生は、「まーしょーがねーなー」って思ったのかもしれないけれど「Just for you」ってOKしてくれた。
足かけ9年かけて、やっと「オブザーブ」をゲットした。
そのまま黙ってスタジオまで向かったけれど、僕も、そしらぬ普通の顔をして、当たり前のように並んで歩いていたけれど、そりゃ特別な朝だった。
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僕はデヴィッド先生のマイソールクラスに参加した事がなかった。
でもやっぱり、イメージしていた通りのマイソールクラスだった。
ティーチャートレーニングや、ワークショップでのデビ先生が「基本優しく、めいいっぱい楽しませてくれて、ときどき厳しいパパ、ダディ」だとするなら、マイソールクラスでのデヴィッド先生は、「愛情あふれる視線で生徒を見守り、だから厳しい父親」かもしれない。
クラスに笑いは、ない。張りつめた、とはいわないけれど、充実した緊張感が、スタジオの端々まで、満ちている。
山形から参加した、サードシリーズの半分くらいまで練習している女性の生徒が「このポーズが分からない」と言うと、
「見なきゃわからない、まず見せなさい」
その後、キーとなる基本を教え、自分でデモをしてみせ、その後、生徒にポーズをさせ、
「ありがとうございました」
と生徒が言っても、
「One more try」
と、またさせる。
決して無理はさせないが、妥協や騙しは、許さない。
最初にマイソールに行った時にみた、まだ元気だった頃のグルジの姿が重なってみえた。
全員のドロップバックを終えたら、そのまま黙って、サクっとスタジオを後にする。
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TOKYOYOGA大阪の近くには、二つのスーパー、というかグロッセリーストアがあって、一つは全国的なチェーン店で値段は手頃、一つはモノはすごくいいけど、少し高級。
「どっちにしますか?」
と聞いたら
「Easy One」
二人で『スーパー』に向かう。
いくらデヴィッド先生でも、日本語が読めるわけではないから、大好きらしい、おにぎりとかの種類はわからない。
「これは、ソイミルク(豆乳)?」(この辺は、妙に勘がいい(^^;)
「はい。これはノーマルで、これはコーヒーが、これは抹茶が混ざっています。」
「チャレンジ」
ノーマルを2本、他を1本ずつ、買い物かごに入れる。
フルーツ売り場では、一個一個(ちょっと押しながら(^^;)果物を吟味する。
アメリカは、フルーツや野菜が、日本と比べると全然安いから、しっかり確かめたくなる気持ちも分かるが、ボーリング場でボールを選ぶ時も同じように、時間をかけて選んでいたのを思い出す。
「今日は(奥さんの)シェリーが日本に着くから、シェリーは長旅で疲れているだろうから、サラダを用意してあげたいんだ」といって入った、街の普通のスーパーマーケット。
「このブドウは、種なし?ちょっと高いけど、シェリーはこれが好きなんだよ」
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マイソールクラスで教えることは、たぶん皆さんが思うよりも、カラダもだけれど、アタマをものすごく消耗する。20人いたら、20人が旅する、自分との対話ってストーリーを、ティーチャーは同時に見守り続けてるんだ。
そのことは、僕にも少しはわかるから、あまり話かけないようにしてたんだけど、いっこだけ話をした。
「僕達は、東京で2つのスタジオを運営している。一つは『男』で、一つは『女』。東京で貴方がマイソールクラスをする渋谷のスタジオは、『男』のほう。」
僕の説明が悪かったんだろう。デヴィッド先生は『一つは男性専用、一つは女性専用スタジオ』だと勘違いしたらしく
「賢いかもしれないね。そんなやり方は、世界中でも聞いたことがない。それは、日本でノーマルなやり方?」
「いいえ、1つは『男性原理』、1つは『女性原理』を、それぞれ探求するために、2つのスタジオを運営しています。このやり方も、ヨガスタジオとしてやっている他の所を、少なくとも僕は知らない。言い換えれば、1つは『ファーザー』で、1つは『マザー』。そのそれぞれが、僕達のプラクティスです。」
デヴィッド先生は、ただうなずいて、その辺りで僕達はホテルについた。
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あと15分したら、またホテルまで迎えにいきますよ、デヴィッド先生。
これは、僕達にとって、とても幸運で、とても光栄な、『お出迎え』なのです。