遺伝か?環境か? | Personal Conditioning Lab T.N.P

Personal Conditioning Lab T.N.P

【福岡のパーソナルトレーナー 山田大介が日々の仕事や生活、感じたことを日記にしています。】

パフォーマンスの決定要因として


よく議論される問題です。


一般的に言われているのは


遺伝が4割、環境が6割です。



実際、どうなんでしょうね?



トレーナーとして、環境的要因が大きければ


大きいほど良いと思うのですが、


僕は遺伝的要因のほうが大きいような気がします。


世界のトップに立つ選手を育てるなら


残念ながら環境的要因が遺伝的要因を


超えることはないでしょう。



陸上競技や水泳、重量挙げなど


体力がベースになる競技は


特に影響力されるのではないかと思います。



知ってますか?



世界には筋肉モリモリ赤ちゃんがいます。


産まれたときから、普通の赤ちゃんよりも


数倍の筋肉があります。


この赤ちゃんは筋肉の成長を抑える


「ミオスタチン遺伝子」が壊れていたそうです。


牛なんかでは発見されていたのですが、


人間では初めての発見です。


とうことは、この赤ちゃんはスーパー赤ちゃんで


将来、もしスポーツをやれば他の人間より


断然有利なわけです。


もし、東京でオリンピックがあるなら


出てくるかもしれませんね!楽しみです!



しかし、このことは遺伝子ドーピングという


道徳的にどうなのかという問題につながります。


世界の国では、もうやっているところが


あるかもしれませんが、遺伝子操作して


スーパーアスリートが出てくる時代は近いです。


難しい問題ですね。



最近では親が子どもの口の粘膜を使って


速筋や遅筋を調べて競技をさせている時代です。


ホントにそれがいいんですかね・・・


子どもの気持ちや個性はどうなるんでしょう。



研究が進み、遺伝子により


その人間のスポーツの特性が


明らかになることは


良いことなのか?悪いことなのか?


ホントにホント難しい問題です。