メディアの力 | Personal Conditioning Lab T.N.P

Personal Conditioning Lab T.N.P

【福岡のパーソナルトレーナー 山田大介が日々の仕事や生活、感じたことを日記にしています。】

先日、テレビを見ていたら、


ダイエットについての番組をやっていました。



ダイエットの裏ワザというような形で放送されて


いましたが、これって大丈夫?というようなものも


ありましたし、コメンテーターの発言もあたかも


それが正しいというような感じで話していました。


そのあと、司会者の方がしっかりフォーローはしていたので


それは良かったと思いますが、


テレビや雑誌、書籍などで最近、こういうことが多い感じがします。




以前、健康やダイエットなどについての情報番組が


ねつ造問題で取りあげられ、打ち切りになりましたが、


テレビで放映する以上は、司会者、コメンテーターなどは


発言の仕方、制作側は放映の仕方など、


気をつけないといけないなと思います。



テレビの影響力は非常に大きいものです。


芸能人のあのエクササイズやダイエットは素晴らしい、


あれが一番だ、とうような発言を耳にします。



確かにその人にとってはそれが良かったのかもしれませんが、


すべての人にそれが当てはまるとは限りません。


自分の発言には責任をもつべきだと思いますし、


言葉のフォローも必要なのではないかと思います。



我々、トレーナーも同じです。


すべての人に同じトレーニングやケアをする人はまずいません。


でも、言葉ではあたかもそれがベストだというように


自分の考えを押し付けるトレーナーが増えていると思います。



トレーナーは選手やクライアントに選択させる自由を


与えることが必要だと思います。


この業界、決して、答えは一つではありません。



それが、相手のことを思いやるというか、考えるということ


ではないかと思います。


これは僕の考えですが、トレーナーはしょせん


トレーナーです。つまり、サポーターです。



主役はあくまでも、選手やクライアントだと思います。