こんばんは。山田です![]()
近年、股関節と肩関節(肩甲帯)の重要性が
現場や書籍などで取り挙げられます。
確かに、双方を効率良く動かすことや可動性を出すことは
障害予防やパフォーマンスの向上にとって大切であります。
現場では、トレーニングやリハビリテーションなどで
周辺筋群の強化・可動性の向上を目的として指導しています。
ただ、その中でいくつか疑問に感じる点があります。
① 動きそのものを複雑に考えすぎてる
関節の動きは人間にとって自然な動きです。
本来の動きよりも複雑な動き、難しい動きのトレーニング・リハビリになっています。
② 対象者に難しい説明、指導をしている
①につながることなんですが、指導者が難しく考えすぎることで
対象者にもうまく伝わらず、良い効果が得られていません。
③ トリックモーションを見抜けていない
指導者としての能力が必要になってきます。
スポーツにおいても日常生活においても
特に意識しなくても人間は股関節と肩関節(肩甲帯)を
何かをしようとするときは自然に動かすことができます。(動かすというよりも動きます)
肩を動かす、脚を動かすことはそんなに難しいことではありません。
だから、私たち指導者は、その自然な動きを考えて
トレーニング・リハビリなどを行えば良いのではないかと思います。
最近、色々な情報、理論、研究があるため、トレーニングでもダイエットでもリハビリでも
複雑に考えてしまっているのではないかと思います。
確かに考えていかなければならないこともあると思いますが、
指導者は、それを整理してわかりやすく伝えなければならないと思います。
私のまわりでも、何か難しいことを並べてそれを正論として指導している指導者がいます。
指導者の自己満足ではなく、相手の立場になって指導することが
本当は大切ではないかと思います。
股関節と肩関節(肩甲帯)については、まだまだ書きたいことがありますので
また今度、日記にしたいなと思います。