セミナーにて思うこと | Personal Conditioning Lab T.N.P

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【福岡のパーソナルトレーナー 山田大介が日々の仕事や生活、感じたことを日記にしています。】

ご無沙汰しております。


最近、忙しかったものであせる久々の更新です。



先日、ある協会のセミナーにて講義を行ないました。


約3時間のセミナーだったのですが、参加者の知識レベル、


仕事、活動状況がそれぞれ違うのでなかなか苦労しました汗


毎回、セミナーで講義をするときには思うのですが、


講義内容についてどのレベルに合わせるかということです。



学校の授業などでは、基本全員が理解できるレベルに合わせるのですが、


指導者向けのセミナーではそういうわけには行きません。



チームスポーツなどのトレーニング指導なども同じことが言えます。


日本はどうしても、勉強にしろ、スポーツにしろ、


その指導は平均レベルに合わせてしまいます。


これがアメリカだと、一番高いレベルに合わせて指導します。


どちらが正しいというわけではありませんし、


やり方によってどちらもよい結果が残せるでしょう。


個人的にはアメリカ的な考え方のほうが好きですが・・・。



私の場合、もちろん状況によって変えるのですが、トレーニング指導する際、


個人は最低レベル、チームは最も高いレベルに合わせて指導します。


一見、矛盾しているように感じますが、


『ハイレベルの中にベースをデザインする』


ことを考えて指導しています。


ベースがあってこそのハイレベルであり、


ハイレベルがあってこそのベースだと思います。


それぞれは決して切り離してはならないものです。



ただ、セミナーなんかだとそれがなかなかうまくいかないのが現状です。


私自身のプレゼン能力、指導力、そして経験など、まだまだ


これから考えさせられるものがたくさんあります。



日々、トレーナーとして学ぶことばかりですね・・・。