梅が見頃という京王百草園へ
吊るし雛を見に行きました。
帰りには牛舎にも立ち寄ったよ~♪
2015.03.05.啓蟄イヴ
なーんにもすることがなかったので、
京王線に乗って 『京王百草園』 を訪ねてみました。
3月8日(日)までの、吊るし雛まつりが開催中でしたよ!
《京王百草園 アクセス》
所在地/東京都日野市百草560 駐車場はなし
・京王線百草園駅下車 徒歩10分 ※心臓破りの急坂があります。
・京王線聖蹟桜ヶ丘駅か高幡不動駅 (百草駅の前後の駅) から
タクシーで約10分(1000円前後)
営業時間/9:00~17:00(11月12月は16:30まで)
定休日/木曜日 催事開催中は無休 入園料/大人300円 子供100円
出発前にネットで調べたら、
京王線百草園駅からの徒歩10分は約14度の激坂があるそうで…
尚雀の場合はヒ~ヒ~フ~、ヒ~ヒ~フ~とラマーズ法で、
さらに、鼻の穴にニトロを詰めて登らなくてはならないので (><;)
高幡不動駅からタクシーで向かうことにしました。
ナルホド、百草園は小高い山の上にあって
爺様、婆様、若者もみなさん汗だくで辿り着いていました。
尚雀、涼し~いお顔で門をくぐりまーっす。
◆京王百草園
この地は、平安時代末期から鎌倉時代にかけて鎌倉幕府の御願寺であった、
真慈悲寺の後、松連寺という寺院が建立されたが江戸時代に廃寺になった。
明治20年に百草出身の貿易商青木角蔵が、庭園百草園として一般公開し、
北村透谷や若山牧水ら多くの著名人が訪れたそうです。
現在は京王電鉄株式会社の所有となり、梅の名所で知られている。
(園内看板より抜粋)
そうか、ここはお寺さん(松連寺)跡だから、受付が山門なのね。
山門をくぐると更に長い階段が続き、左右には梅、蝋梅、日本水仙が花盛りです。
階段を登りつめたところに、茅葺屋根のお休み処 『松連庵』 があり
ここでお蕎麦や甘酒、甘味をいただくことができます。
来たばかりだけど、お昼なのでお蕎麦(500円)を…
おつゆがアッチッチで、とても美味しかったです。
上/部屋の中からの景色
下/縁側からの景色。
こういう硝子付きの障子って
風情があっていいですね~
園内には、約50種類500本の
梅の木があるんだそうです。
いずれも苔生した古木で
ゴツゴツといい味出してます。
軒下の吊るし雛ごしに
梅の花を眺める・・・
ニッポンの春だわ~ん。
吊るし雛
その起源は江戸時代末期
なんだそうです。
静岡県 「雛のつるし飾り」
福岡県 「さげもん」
山形県 「傘福」
この3地域が、吊るし雛の
発祥の地…なのかもって。
面白いサイトを見つけました!
⇒ 『吊るし雛大百科』
日常を忘れて 過ごす
梅
椿
マンサク
日本水仙
蝋梅
庭園散策
お休み処 『松連庵』 の裏には 『心字池』 があります。
今は水が濁っていて残念ですが、夏は水連の花がとても美しいそうです。
啓蟄イヴ
啓蟄=春の暖かさを感じて、冬ごもりしていた虫が土の中から這い出る日。
春が来て、カエルも早々に恋の季節なのでしょうが、
公衆の面前でななななんちゅうことを!
UPしといて言うのも何ですが・・・ ごめんね・・・ カエル嫌い。 (>_<)
180度 キモチ切り替えて
茶室 『三櫟庵』 で開催中の吊るし雛を見に行きました。
可愛いものを見て、やっとカエルの事を忘れられました。
プチ山のぼり
この庭園のさらに裏手に、山の斜面を利用した遊歩道があります。
高いとこが大好きなので、行ってみます。
休み休み登らないと大変っ! ↓ 振り返って庭園を見下ろしたとこ。
山のてっぺんには、大きな大きなシイノキが鎮座していました。
根っこがウネウネとしてて凄い迫力!
遊歩道はところどころにベンチが置いてあるので、
次回来た時はここでお弁当を食べるとしよう。
山に咲いていた梅
切り株から
山頂はとても静かでそよ風が吹いていて、遠くに都心が見えて見晴らし抜群です。
なのに、ここまで登ってくる人は訪問客の1パーセントかもしれません。
尚雀はベンチに腰掛けて、1時間ちょい本を読み過ごしました。
山から下りたら、隣接してある 『百草八幡宮』 へ。
あらら… 百草八幡宮は
もっと人がいませんでした。
祭 神
誉田別命 (ほんだわけのみこと)
気長足姫命 (おきながたるひめのみこと)
武内宿禰 (たけうちのすくね)
源 義家 (みなもとよしいえ)
◆百草八幡神社
創建の年代は詳しく判っていません。
古くは古八幡宮と称され、社宝の石造狛犬
に天平の文字があるので古い社であると
推測されています。
康平5年(1062)源頼義が奥州征伐の折、
この地をよぎられ再建されたといわれて
います。 (日野市観光協会HPより)
気が付けば、そろそろ閉園時間
お昼少し前に来て、あっと言う間に16時半になりました。
カエルとしましょう。 あ、やっぱり忘れてない。 (゚_゚i)
山門手前の広場にも
たくさん梅の木が咲く広場があったので
山道の階段を下りていく途中で
少しだけ立ち寄ります。
東屋に腰掛けてみる景色は
なかなかのもので
梅や蝋梅のほのかな香りがしました。
京王百草園の散策は
これでおしまい
次は、牛さんに会いに行きます。
京王百草園の入口前に
こんな看板を見つけました。
モグサファーム 直営
手作りジェラート &
ソフトクリームのお店
『アルティジャーノ』
ガーーーン!
定休日だ。 (涙)
…という訳で、
モグサファームだけ
行ってみることに。
この地図によると、百草園から牛舎までは徒歩10分。
近いっ、方向音痴の私でも行けそうな道、楽勝です!
住宅地や雑木林を見ながらずんずん歩いて行きますと… いきなり牛柄~♪
そして中を覗くと、可愛い子牛2頭が入口にいて
お母さん牛たちは奥に繋がれていました。
1頭の子牛が近寄って甘えてきます。
思わずムチャゴローになって 「よ~しよしよし、いい子だよ~し」
頭を撫でてやると、手をペロペロしてきました。
あ~ん柔らか~い・・・よーしよし、いい牛タンだ。 ( ´艸`)
そうしたら、横で見ていたヤギが、
「ヤダ~私も~」 と寝っ転がっておむづがり。 (笑)
目が怖いけど、「いい子いい子」 してあげました。
※ウエットティシュ持っていて良かった。
そのアルティジャーノというジェラート屋さんに行けなかったのは
残念だったけど仕方が無い。 また来ます。
夕方になって、だんだん寒くなってきましたので
撤収~~~!
梅とお雛様と牛 ・・・ 楽しい1日♪
悲しい時に
悲しい顔をしない人でした
辛い時に
辛い顔をしない人でした
怒った時に
じっと俯く人でした
嬉しい時に
浅い笑窪をつくる人でした
15年目の春が来ます
桜の蕾が膨らみ始めました
きっといつか会おうね