出産レポ② の続き
7/17 16時半頃
手術室が空いたら帝王切開するねーと言われ、主人とついに赤ちゃんに会えるねと雑談。
お腹を切る事は嫌とは思わないけど、やはり陣痛→出産は経験したかったな…とは今でも思う。
古い考えかもしれないけど、帝王切開の否定ではなく、陣痛経験してこそ出産だと思うところは少しあったし、産後、帝王切開ならでわのモロモロ話はまた別の機会に書きたいと思います。
看護師さんが圧着靴下のサイズを確認しにくる
『手術、どれくらいになりそうですか?』と聞くと
『1~2時間後くらいかな~??』との事
主人が両親に連絡しに行く
7/17 16時45分頃
圧着靴下を履かされ点滴の針を刺される
『それでは行きましょう!!』
と。
『え?!どこに?!』
『手術室です』
『もう?!?!1~2時間後なんじゃ……』
『手術室が空いたので入れる事になりました!!』
なんじゃそりゃーーー!!!!!!
結局、親は誰も間に合わず、主人の見送りで手術室へ出発。いや、主人も30分前に到着だからギリギリだったけど。
私的には親が間に合わなくて良かった~笑
主人と2人きりの方が落ち着くし、最後の2人家族の時間だからね。
主人に手を振り、歩いて手術室まで。
手術室の入り口にマンションの管理人室みたいな部屋があり、名前と手術名を告げる。
自動ドアを入ると……
近未来の映画に出てきそうな、自動ドアが等間隔にいくつもあって、全てが手術室らしい。
こんなんなってるんだ~~と思いながら、一番近い自動ドアの手術室に入る。
手術台に乗り、何やらいろいろ被せられたり準備をされている
緊張しながら最後の大きなお腹の事を考えていたら、先生に
『周りの看護師たちが何してるか見てみなよ、
なかなか見る事ないから面白いよ~~』
と。きっと緊張をほぐそうとしてくれているんだろうけど、楽しんで見るほどの余裕はない。笑
でも、バタバタ動くスタッフの方たちを見てることにした
麻酔科の先生が来る。
40代後半くらいの女性。この先生がまぁー怖い。笑
私に対しては普通だけど、スタッフに厳しい。それだけ、緊張感が必要なんだろうなと思う。
怖い先生と思いながらも、なんか頼りにもなる。
横向きに寝かせられて、胎児の様なお腹を抱え丸くなる態勢にさせられる。
腰骨の何番目みたいなのを触りながら確認し、何度も何度も針を刺す場所を指で押しながら確認している
姉の2人目緊急帝王切開だった時の話、この麻酔がものすごく痛くて、動いちゃいけないのに刺した瞬間に思いきりのけぞってしまったんじゃないか?!って思ったくらい痛かったらしい。
それを聞いていたので、この時ばかりは少し体がこわばる。
それでは針刺しますよ~ 動かないでくださいね~
チクッとはした。入ってくる感覚もあったけど痛みはない。
不妊治療で散々してきた注射となんら変わりない。
その後、どのくらいの長さの針が刺さって、どのくらいで抜かれたのかは正直覚えていないけど、こんなもんかと安心した
冷たいアルコール綿のようなものでお腹回りを触られる
『冷たいか、冷たくないかを言ってください』
『ここは?』 『冷たいです』
『ここは?』 『冷たくないです』
『ここは?』 『触れてる感覚はあるけど…』
『冷たいか、冷たくないかで言ってください』
これがね、非常に難しい!!笑
冷たくも冷たくなくも感じるんですよ。
『はい、わかりましたーー いいですーー』
え?!こわ!!!
まだ感覚があるのに切られてしまうんじゃないか……とビクビク。
そんなこんなで、準備完了。
つづく……