【自然冷媒 「水」 のエアコンを創る】 -6ページ目

【自然冷媒 「水」 のエアコンを創る】

ヤフーブログからの引っ越しです。当面は過去投稿記事保存が目的です。

2008/11/24初版、2009/5/2修正01
ここではインペラが回転を始めたときの、インペラの吸い込み部分の辺りの分子の動きを解析したいと思います。


              図1
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左図はインペラの吸い込み部分を拡大して、インペラの回転が始まった時の様子を、「象徴的」な分子の動きで「特定エリア」に分割して表したものです。
注:実際の分子密度、分子間距離を表したものではないので「雰囲気的」にとらえてください。


              図2
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インペラの回転当初はインペラ内の分子のみに赤矢線(周回方向ベクトル)で示した方向に分子が加速されますが、すぐに黄矢線のような乱流の「渦」となってインペラ吸い込み付近の分子に影響を与えます。ここではこのインペラの「赤矢線」で示した「ベクトル」の作用が、この付近の 下方の分子に「周回方向」のベクトル成分として拡散され、インペラと同じ方向に「特定エリアが移動し始める」と理解してください。


              図3
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図3ではその初期段階での特定エリアの回転の様子を示します。                  インペラ下部直近の特定エリアの回転速度は インペラの回転速度に徐々に近くなってゆきます。(下段はまだインペラの周回方向ベクトルが伝わらず特定エリアも回転していません)
このことは、気体の流れの「粘性」の作用を分子運動から説明しています。


図2での分子の動きを3次元ベクトルで解析したいところですが、現在の私の技術では恐ろしいほどの手間と時間がかかってしまうので、細かい解析のCGはいずれ後日挑戦したいと思います。(^_^;)


次回は、このインペラの周回方向のベクトルが下段の特定エリアにどう伝達してゆくかを解説します。






画像容量が大きくなりすぎて、一度に投稿できなくなってきた。。。。。。(笑)





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 この記事は以前に投稿した【水蒸気圧縮機 】書庫の中の記事を、順次内容を修正、 加筆して「仕上げ」ながら再投稿しています。前回分のこの記事には暖かい励ましやご意見のコメントを頂きありがとうございました。
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