2008/11/13初版、2009/4/30修正01
インペラが回転し始めたとき又は圧力が均衡し上方への流れが無くなった時の「平行回転流」の水蒸気分子の状態を考えてみたいと思います。 |
図1


この水蒸気分子が平行に回転している様子は、全部の分子を簡易的にしろ全部描いてみても 人には理解し難いので、 |
分子の流れを分子密度(分子の数)が「同じ範囲」の球体で区切って、その球体の範囲の変化と動きを考えてゆく |
特定エリア |
という概念を使って考えると、分子の「流れ」を 理解し易くなります。 |
図2

図3


左図はその「特定エリア」を当てはめた分子の 平行回転流の様子です。 |
この「特定エリア」の変化の様子は、球体の動きを「動圧の変化」、その内部の分子の動きを 「静圧の変化」と常に意識していると全体の流れを理解し易くなります。 |
図ではインペラより下の分子の回転がインペラから遠ざかるほど回転速度が遅くなっているのが 判ると思います。 |
図3

この分子に回転力を与えるのはもちろんインペラの羽根によるものですが、従来のターボインペラと違って「新インペラ」では入口では「垂直に立っている」(軸と平行方向)になっている事により 回転流が発生できるのです。 |
この「分子が水平に回転している」という状態を理解するということは非常に重要で、今後「分子がどのように流れてゆくか?」の解説の基本的な部分になります。 |
次回はインペラによって分子の回転速度が伝わってゆく様子を再現しよう |
と思います。。。。。。。が、、、、どう表現したらええんやろ・・・・・(-。-;) |
この記事はブラウザをIE(インターネットイクスプローラー)で観ると、極端に「イメージ」が違うので 【Firefox3(ファイヤーフォックス3)】でご覧下さい。 |
分子運動をCGで表現する基本概念は 【「分子運動CG図」に関してのお願い。】を、ご覧下さい。 |
この自然冷媒である「水冷媒」を使った「水エアコン」、または新開発の「ターボインペラ」に、関してのお問い合せ、ご意見、共同開発、技術提携などがありましたら info@pid.co.jpまたはchallengeyu@yahoo.co.jpまでお願いします。 |

この記事は以前に投稿した【水蒸気圧縮機 】書庫の中の記事を、順次内容を修正、 加筆して「仕上げ」ながら再投稿しています。前回分のこの記事には暖かい励ましやご意見のコメントを頂きありがとうございました。 |
画面左上のメニュー欄で、 このブログのコンセプトは・・・・・・・・・・・・・・・【水エアコン??】書庫に、 最新の投稿記事は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・【今が旬(^o^)】書庫に、 「水エアコン」の詳しい解説は・・・・・・・・・・・・【水エアコン解説】書庫に、 このブログ全体の構成を知りたい場合は・・・・【ご案内____】書庫 をご覧下さい。 今後とも宜しくお願いします。m<(_ _)>m |
にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ(この文字をクリック)
↑毎回クリックしてもらえると、ブログ運営の励みになるので宜しくお願いします。m<(_ _)>m