15  ここまでの開発のまとめ | 【自然冷媒 「水」 のエアコンを創る】

【自然冷媒 「水」 のエアコンを創る】

ヤフーブログからの引っ越しです。当面は過去投稿記事保存が目的です。

2007/9/27初版
 ここまでの(2001年7月頃まで)水エアコンの開発状況をまとめてみました。
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                      開発できた「新ターボインペラ」最新画像

 水エアコンとは?
「水エアコン」は、私の造語です。
   正確には「フロンの代わりに、水を使った冷却サイクル」を応用したエアコンという意味です。

 フロンの代わりに水で冷却できるのか?そのメリットは?
水は、人間の生活環境に適合しエアコンの冷媒として最適です。
   フロンや他の人工的に合成された冷媒は、いつ何時環境汚染を起こすか判らない不安があります。
   水はフロンの10倍もある熱能力、効率の良さで電気代が扇風機並みになってしまいます。
   詳しくは 【よくある質問】 【水エアコン??】を参考にしてください。

 なぜ、「水を冷媒にしたエアコン」が実用化しないのか?
従来の水蒸気を圧縮する方法ではフロンのエアコンに比べて、 効率が非常に悪かったからです。
   水は蒸発して水蒸気になると、角砂糖一個分の体積が中型冷蔵庫ぐらいの体積になります。
   フロンは蒸発してもガラスコップぐらいの体積にしかならないので、ピストンの少ない回数で圧縮
   できますが、水蒸気ではその2000倍もかかります。それゆえ「効率が悪い」と言われて来ました。

   私は、「体積が2000倍でも、圧力はフロンに比べ2000分の一」という所に気づき、「換気扇並み
   の風量と圧力で圧縮可能である」という所から水エアコンの開発が始まりました。

なぜ、水蒸気専用の圧縮機の開発が必要になったのか?
世の中に、水蒸気を効率よく圧縮できる仕組みが存在しなかったからです。
   私は、水蒸気を効率よく圧縮できる方法を探して、20種類以上の方法を試しました。
   ターボ、ルーツポンプ、エジェクター、渦巻き式インペラ・・・・etc
   最後には、究極の気体圧縮機と言われジェット機のエンジンにも使われている軸流圧縮方式も
   実機を製作して試しましたが、水蒸気を効率よく圧縮することが出来ませんでした。

   従来技術の最後の砦「軸流圧縮機」に裏切られた私は・・・・・・
 このまま諦めては借金も返せない強迫観念と(笑)
 誰も出来ないことを「やってやる~~~」というチャレンジ精神と
 水エアコン完成と言う、夢の実現を賭けて
   挑戦する事を再確認したのでした。


   次回からは、
 流体力学など「ウチワより扇風機のほうが楽や~~」
   ぐらいの感覚しかない無知な人間が、
 無謀にも羽根車の設計に取り組んで悲劇と喜劇を繰り返す
   ドタバタを書いて行きます。
      ご来訪、ご意見、お待ちしております。m(._.)m ペコッ







この自然冷媒である「水冷媒」を使った「水エアコン」、または新開発の「ターボインペラ」に、関してのお問い合せ、ご意見、共同開発、技術提携などがありましたら             info@pid.co.jpまたはchallengeyu@yahoo.co.jpまでお願いします。


 この記事は以前に投稿した【水エアコン開発】書庫の中の記事を、順次内容を修正、加筆して「仕上げ」ながら再投稿しています。前回分のこの記事には暖かい励ましやご意見のコメントを頂きありがとうございました。
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