この記事は旧投稿記事なので修正、加筆した最新投稿 【07-動圧加速する条件-4 コリオリの力】をご覧下さい。m<(_ _)>m |
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前回は回転流の軌道を分子が加速してゆく |
「周回方向の動き」について書きましたが、 |
その軌道の中を流れる分子の |
「軸方向の動き」の変化はどうなるでしょうか? |
図1(絶対視)

「軸方向の動き」とは左の図の場合、移動してゆく赤球と同じ回転数で人の目の位置も回転した時に、赤球が図の下から上に向かってどんな動きをするか? と言うことになります。 |
( 図は、下方向から見て右回転で見て下さい。) |
図2


ここで、図の様に任意の赤球の動きを追ってみると、開始点から一周した時には赤球の位置は左にずれて見える事が解ります。 これは上方へ進んでゆくときに回転直径も大きくなってゆくので元の位置から見ると、周回距離が長くなっているためです。 |
図3(相対視)


視覚的にはこういう風に見えます(相対視)。 これは「コリオリの力」と呼ばれる、人にとっては一種の「錯覚」ですが、回転曲面上を物体が 移動する場合に、回転円周の外周の差によって移動場所の相対位置は、ずれてゆきます。 |
図4

図5


「コリオリの力」はご存知の方も多いと思いますが、超簡単に?説明すると。 回転する球体の表面を移動する場合は、図の黄色い玉のように進んでいるようで、 | |
実際は緑の玉のようにそれてゆきます。 | |
注:この図の回転体と玉の位置関係に相互関係は無いので別物としてみてください。 単純に回転体が右回りならば、玉は左にそれるのだと思っていただければ。(^_^;) |
図5

これを前回の 【08-動圧加速する条件-3 通過流路】の軌道に当てはめ、特定エリアの動きとして 相対視してみると左図のようになります。 |
図6


分子の動きとしてみると複雑ですが、図5とともに比べ合わせて見ると、下から上に向かって |
一定の経路 |
を、通過してゆくことが判ります。 |
図7


この相対視で見たときの流れは、 一体何を意味するのでしょうか? |
図8(相対視)


この相対視で、流れてゆく「特定エリア」を連続してつなげてゆくと図8の様な軌道を描くことが出来ます。これは |
相対視 |
した時の「特定エリア」の軌道です。 |
図9(絶対視)


図9は、 |
絶対視 |
した時の「特定エリア」の軌道です。 |
これは単に、一つの動きを別条件で見ているだけですが、逆に考えると |
図9の絶対視で見る特定エリアの動きは、 図8の相対視で見る軌道を移動すれば同じ動きになる!! |
と考えることが出来るのです。 |
そして、これが新インペラの形状の解析の基本となり、 このことが「仮想流」の概念なのです。 |
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