ハリは皮膚に沿って浅く刺すと、
10倍以上に効く!! ①
三年前の自己治療体験が、新しい「刺鍼法」へのスタートだった。
私はそれまで、「中国鍼」や、深く刺す「灸頭鍼」で
50年近く実績を積んできた。
三年前のある朝、
起きようとしたら「左下腿」の突然の激痛で起きられなかった。
枕元の「ハリ」を刺して治そうとして、左第四腰椎傍の緊張点を探し、
ハリが皮膚に触れ刺す瞬間に「激痛」が消えた。
本当に驚いた。こんな体験は初めてであった。
まだ多少の「違和感」と何となく歩行が困難だったので
夕方、近所の整形外科病院に行ってみた。
映像検査で、「第四腰椎のすべり症」と診断された。
しかし、2~3日で「痛み」は完全になくなったのに
「歩行困難」が残っているので、かかりつけの医師に相談した。
それで先生の指示で、大学病院「救急外来」へ行った。
病院では、全身の「精密検査」などしてくれて、
診断は、腰椎には全く異常なし。
熟睡中の「左下肢圧迫」による「腓骨神経麻痺」。
典型的な「下垂足」であった。
その体験からの「反省」と「学び」が
今日の「快浅刺・置鍼法」確立のスタートであった。
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中川求真堂
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