今の医学・医療を変革し,
「患者の病苦を癒しぬく」新しい体制を築く! ⑤
新たな「ハリ医学」の創造は、その土台だ。
「ハリを刺す」と言う現象の実体的解明は
「ツボ」を探り、特異点を定め、どう刺して、いつ抜くか
の解明である。
後代の「ハリ医術者」は、最も大切な刺し方を「誤読」し、
古代人の通りに「刺すこと」は最初からできなかった。
では、古代人のように「表皮に沿って浅く、
何も感じないように「刺す」とどうなるか。
まず、「置鍼」したハリの周りが赤なる。
これは「微少循環」ができているということであろう。
そしてハリの周りが温かくなる。
これは「個人差」で時間が違う。
温かく感じてから「抜針」するのが原則である。
古典では
「ハリを刺したら、忘れてしまって放置せよ、
そして”気が至ったら”ハリを抜け」と書いてある。
これを後代人は「ハリの感じ」と思い込み誤読し
様々な「刺鍼テクニック」になっていった。
私は、「何となくもういいかな、抜いて欲しい」と
いう気持ちになったらハリを抜いている。
iタウンページ
☎ 028-633-1866