今日は全く趣向を変えて。
これから月末は、学資用として位置づけている子どもの証券口座をここにアップロードしようと思う。自己ログとしてだけではなく、「子育てジャンル」のブログでもあるので、このブログを目にした人の資産運用におけるリスクとベネフィットの参考になればと思った。
子どもの証券口座には未成年口座と、ジュニアNISA口座がある。
ジュニアNISAは使い勝手が悪く利用するかどうか悩んでいた時期があったため、直近の3年前から利用し始めたにすぎない。夫婦の口座で資金の多くを運用しているが、ボーナスなどで使わなかった資金は未成年口座に均等に割り振るようにしている。
現在は年間配当金が、年間の生活費程度にまで膨れあがり、労働で得られた収入の大半を投資にまわせるといった好循環になってきた状況である。ちなみにうちはごくごく普通のリーマン家庭である。僕の投資は銘柄決めて長年放置する。たったそれだけである。1ページで語れる投資法である。
2021年5月31日時点の状況
概要:メインの銘柄が4月から5月にかけて10%下落したのが響き利益が減少。3人合計が1000万円を割った。
長女ゆーちゃん口座(7歳)
未成年口座 1,115,420円 (評価益 +99,420)
ジュニアNISA口座 2,317,550円 (評価益+348,590)
合計 3,432,970円 (評価益 +448,010円 +115.0%)
次女おーちゃん口座(5歳)
未成年口座 554,350円 (評価益 +40,350)
ジュニアNISA口座 2,596,700円 (評価益+514,360)
合計 3,151,050円(評価益 +554,710円 +121.4%)
長男づーくん口座(3歳)
未成年口座 840,195円 (評価益 +92,195)
ジュニアNISA口座 2,317,550円 (評価益 +282,890)
合計 3,157,745円 (評価益 +375,085円 +113.5%)
総合計 9,741,765円
(評価益 +1,377,805円 +116.5%)
これとは別に、3人の口座の年間配当金が合計35万円(2021年度見込)あるが、これが大きい。今後も労働で得られた収入を追加すればするほど、配当金だけは着実に雪だるま式に増えていくと想定している(購入銘柄は減配する確率の低い累進配当政策を方針とする企業が良い)。僕の投資は桃鉄的投資法である。
この3つの理由だけで学資保険は入ってはいけないとわかる
①返戻率が低い
返戻率(払い込んだ保険料の総額に対して、受け取れる満期保険金(学資金))の割合が高くても110%前後というのが現在の相場である。
10年も15年もコツコツ払い続けて、たったの10%。
資産を拡大するには時間が一番大事。時間は返ってこない。その時間をかけて10%の見返りしかないのはあまりにもメリットがない。
②満期までお金を引き出せない
学資保険は、払い込んだ保険料を途中で引き出すことはできない。途中解約すると解約返戻金はそれまでに払い込んだ保険料の累計額より少ない額である。とんでもない罰ゲームである。
③インフレに弱い
学資保険は契約したときに将来受け取れる学資金が約束されてはいるが、それは確実にお金が受け取れるという意味では利点ではあるが、お金の価値が下がったときに弱点である。現在、世界中で1400兆円(2021年1月現在)もの財政出動して着実にインフレが進んでいる中、拘束された資金はこれに対応できない。