皆さんがサラリーマンだったとして、
ある日突然、上司からこんな指示を受けたらどうしますか？

「今期から航空機の接着剤を販売して利益を出してこい！」

しかも追い打ちのように、

「1週間で5か年計画を出せ！」

…なかなかの無茶ぶりですよね。
「こんな抽象的な指示あるか！」って思うかもしれませんが、実は普通にあります。

こういう指示をする上司、必ずしも“無能”とは限りません。

どちらにせよ、こういう状況って、自分を成長させるチャンスなんですよね。
どうせなら、楽しんだ方が得です。

たとえばその指示が現実に出たとしましょう。
まず、調べるべきはこのあたりです。

今の時代、これくらいの調査ならネットでも情報が取れますし、関係企業にヒアリングすることもできます。

仮に民間用と仮定して、たとえば…

この辺りを調べて、見えてきた情報をベースに販売戦略の仮説を立てます。
1〜2年目は「種まき」、3年目以降で収益化というストーリーにすれば、
社内会議でも現実的な計画として通りやすくなります。

理想の利益額を先に設定して、
そこから逆算で戦略を具体化する――これは経営の基本動作でもあります。

こうやって、「できそう！」と思える形に持っていくことが重要です。

「無理だ」「意味がない」「時間がない」
そうやって立ち止まるよりも、

「じゃあ、何からなら動けるか？」

こうやって考える癖をつけると、
ビジネスも、人生も、前に進みやすくなります。

上司からの抽象的な指示も、経営の曖昧な目標も、
“自分で具体化して動く力”がある人には、チャンスにしかなりません。

サラリーマンも、経営者も同じ。

「抽象から具体化する習慣」、今から意識してみませんか？

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました！

経営も同じ。曖昧な目標を“実行可能な戦略”に落とし込む技術