「若害」なんて言葉に負けるな!
最近、「若害(じゃくがい)」という言葉を耳にすることが増えました。
若手社員が増える中で、「すぐ辞める」「任せられない」といった声が企業側から聞こえてくる。
ちょっと悲しい現象ですよね。
でも、思い出してみてください。
今の上の世代だって、昔は「新人類」や「ゆとり世代」と呼ばれていました。
つまり、「最近の若者は…」という嘆きは、どの時代にもあったんです。
若手が悪いわけではありません。
むしろ、可能性のかたまり。
ただ、社会に出たばかりで右も左もわからないだけ。
だからこそ――
上の世代は少しだけ“寛容さ”を、
そして若手は“信頼される力”を育てていくことが大切なんです。
今日は、若手社員が社内で信頼を得るための3つのステップをご紹介します。
① 学生気分をリセットしよう
まず大事なのは、意識の切り替えです。
学生時代は「人間関係を学ぶ時期」でしたが、社会に出た瞬間からルールが変わります。
大切なのは「自分は本当の新人なんだ」と認識すること。
先輩のやり方を素直に吸収する姿勢が、最初の信頼につながります。
もし先輩が忙しそうにしていたら、
「私にできることありますか?」と一言声をかけてみましょう。
それだけで、周囲の見る目が変わります。
ドラクエで言えば――最初の村でスライムを倒すところから。
小さな経験を積まないと、レベルは上がりません。
② 仕事の“優先順位”をつけよう
これ、社会人になってからずっと役立つスキルです。
前日の夕方、翌日にやる仕事を紙に書き出してみましょう。
そして「期限が早い」「重要度が高い」順に番号を振っていく。
たったこれだけで、仕事のミスが激減します。
人間はもともとマルチタスクが苦手。
だからこそ、**「何を先にやるか」**を決めるだけで成果が上がるんです。
そして、優先順位は毎日変わります。
昨日の最優先が、今日は三番目かもしれない。
毎朝リストを見直す習慣をつけると、仕事の流れが驚くほどスムーズになります。
③ 報・連・相(ほうれんそう)を味方にする
「報告・連絡・相談」――社会人なら誰もが聞いたことのある言葉ですよね。
でも、実践できている人は意外と少ない。
ポイントは「こまめに、簡潔に」。
上司や先輩への報告は、メールでも口頭でもOK。
大事なのは“リズム”です。
報告の基本はこの3ステップ👇
1️⃣ 結論を先に伝える
2️⃣ 状況を事実ベースで説明する
3️⃣ 自分の考えや助けてほしい点を添える
この流れを意識するだけで、伝わり方が劇的に変わります。
もし上司が忙しければ、他部署の先輩に相談しても構いません。
ただし、報告メールだけは必ず上司に送っておきましょう。
それが“自分を守るための記録”にもなります。
🌱まとめ:成長は地味な継続から
「若害」なんて言葉に振り回される必要はありません。
誰だって、最初は不器用。
大切なのは、昨日よりちょっとだけ成長する意識です。
-
素直に学ぶ姿勢
-
優先順位を考える習慣
-
報連相を欠かさない責任感
この3つを意識するだけで、確実に“信頼される人”に変わっていきます。
焦らず、一歩ずつ。
今日できることから始めていきましょう。
💡今日の一歩:
明日から「1日の仕事リスト」をつくってみてください。
たったそれだけで、あなたの仕事が少しずつ“回り始める”はずです。
