本日は「投資家から資金を得るケース」についてお話しします。

投資家というと「怖い」「乗っ取りに来る」といったネガティブなイメージを持つ方もいますよね。
しかし本当に投資を本業にしている人は違います。

彼らは企業価値を冷静に見極め、見込んだ企業の成長を通じて、自分一人では成し得ない社会的価値を生み出そうとしています。
そんな投資家は日本だけでなく世界中にいます。

だからこそ「投資家=ネガティブな存在」と決めつける必要はありません。
むしろ慎重に調べ、実際に会ってみることで事業拡大の可能性は大きく広がります。

今日は、投資家から投資を引き出すために、どんな話し方をすべきかを整理しました。

投資をしてもらえる人の話し方

投資家は企業の成長性を見極め、資金を投じた後にどれくらいリターンを得られるかを考えています。
だから「夢」だけでもダメ。かといって「利益」だけでも夢のない企業と判断されてしまいます。

投資家を動かすには、夢と利益、両方が必要です。

投資家との面談、事業計画を語る男性

1)夢+出口戦略を明確に語る

まずは、自社の成長が社会にどう貢献するかを 自分の言葉で熱く語りましょう
本当にやりたい事業であれば、自然に熱がこもるはずです。

そして、成功した暁に投資家がどうリターンを得られるのかも説明してください。

  • IPO(株式公開)

  • M&A(事業売却)

  • 配当での回収

  • 経営陣による株式買い戻し

こうした出口戦略を示すことで、投資家は安心できます。

2)中長期の未来像を描く

次に、5年後・10年後の自社の姿を描き、具体的に語ってください。
数字だけでなく、潜在意識に響くような「未来の絵姿」を示すことが大切です。

「この会社は本気で未来を描いている」と思わせることが、信頼につながります。

まとめ

投資家に響くのは「熱意」と「数字」の両立です。
夢を熱く語り、出口戦略と未来像を数字で裏付ける。

この2つを伝えられる経営者には、必ず資金が集まります。
投資家との関係は、きっと事業を加速させる素晴らしいものになるはずです。

本日もありがとうございました。