経営者や中間管理職の皆さん、銀行に融資を申し込んで「断られた!」と焦った経験はありませんか?
銀行は担当者によって対応が大きく違います。
親身に寄り添い、資料作成まで手伝ってくれる担当者もいれば、冷淡に「資料を出してください」と突き放す担当者もいます。
しかも優秀な担当者ほどすぐに異動してしまうのが銀行の世界…。
とはいえ、担当者に断られたからといって諦める必要はありません。
以下の対策をして再チャレンジしてみてください。
1.断られた理由を特定する
融資を断られたら必ず理由があります。
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事業計画が絵に描いた餅になっていないか?
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債務超過でリスクが高くないか?
原因を検証し、改善策を盛り込んだ上で事業計画を練り直してください。
2.利益率の改善策を盛り込む
「売上拡大」ばかりを強調していませんか?
利益が出ない案件なら売上が増えても意味がありません。
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売価の見直し
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在庫圧縮
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段取り改善によるコスト削減
こうした利益率改善を事業計画に盛り込むことが大切です。
3.銀行は改善力を見ている
銀行は慈善事業ではありません。
融資の判断基準は「返せるかどうか」、つまり業績改善の見込みがあるかです。
そのためには、実現可能で、数字で裏付けられた事業計画を提示する必要があります。
やみくもな計画ではなく、社長が責任を持って説明できる計画を用意してください。
まとめ
融資を一度断られたくらいで諦めていては、外部環境の変化が激しい今の時代を乗り切れません。
**改善策を示し、計画を練り直して再チャレンジする姿勢こそ、銀行が評価する「経営力」**です。
本日もありがとうございました。